1月29日より順次放送中のアニメ「バック・アロウ」第4話は、レッカ凱帝国の大長官であるシュウ・ビ(CV:杉田智和)が、グランエッジャの仲間になるエピソードだった。
アニメ「バック・アロウ」は、「コードギアス 反逆のルルーシュ」シリーズなどで知られる谷口悟朗監督と、第47回岸田國士戯曲賞を受賞した脚本家・中島かずき氏がタッグを組んだ完全オリジナルアニメ。壁に囲まれた世界“リンガリンド”を舞台に、謎の男“バック・アロウ”(CV:梶裕貴)が自身をめぐる争いに巻き込まれていく。
第3話では、岩壁から巨大城艦・グランエッジャが現れた。戦いで住まいを失ったエッジャ村の住人たちは、グランエッジャに乗って、母国・イキ合愁国が用意した土地を目指すことになった。しかし、そのイキ合愁国の提案は罠で、実は彼らはグランエッジャごと住人たちを生き埋めにしようと企んでいた。計画を知ったエッジャ村の住人たちは、グランエッジャを拠点にして、新たな住処を探す旅に出ることを決意したのだった。迫力あるグランエッジャに、ファンからは「めちゃかっこいいんだが!」「ワクワクする!!」「移動要塞を拠点にする展開は熱い」など、称賛のツイートが上がった。
▶︎映像:シュウ(CV:杉田智和)が加わったED映像(4話・22分5秒頃~)
最新話にあたる第4話「天才は忘れた頃にやってくるのか」では、そんなグランエッジャに新たな仲間が加わった。今回登場したシュウは、アロウの抹殺を企んでいる国家・レッカ凱帝国の大長官。誰に対しても飄々とした態度で接し、本心をなかなか見せない、食えない男だ。シュウがレッカの凱帝であるゼツ・ダイタン(CV:堀内賢雄)の命令を受けて、グランエッジャを襲撃する展開もあった。しかし、シュウは、アロウの力を知ると、あっさりと降伏してしまう――。
シュウが仲間入りした本編の内容にともない、エンディングもシュウに焦点をあてた映像に変更された。Twitter上では「意外というか目的が楽しみ!」「裏がありそう」「本当に魅力的な男だと思う」などの声のほか、エンディング映像についても「シュウにスポットが当たってて面白かった」「細かいとこまで楽しめる」といったコメントが相次いでいた。
第4話「天才は忘れた頃にやってくるのか」
【あらすじ】
壁を目指すアロウとグランエッジャに、レッカ凱帝国のシュウは傭兵集団・四界鬼隊を引き連れ、本格的な攻撃を始める。4体のブライハイトを相手に苦戦するアロウ。ブライハイトでの戦闘経験が少ないアロウには打つ手がないかに思われたが、自分が信念を持たないことを逆手にとり、アロウにしかできない戦術・自己分身で四界鬼隊を倒すことに成功する。
しかしすぐに、無数のレッカ兵がグランエッジャを取り囲む。アロウたちには再び戦う力はほとんど残っておらず、とうとう絶体絶命かと思われたその時、突如シュウが兵士たちの武装を解除。グランエッジャに投降すると言いだすのだった。
(C)谷口悟朗・中島かずき・ANIPLEX/バック・アロウ製作委員会