『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、芸人のダイノジ(大地洋輔、大谷ノブ彦)が登場し、「カリスマ気取りで嫌われちゃった先生とヤバい相方を放置しちゃってた先生」として、しくじり授業を行った。
【映像】ダイノジ・大谷、挨拶せず先輩が激怒「ボコボコにされて…」 唯一助けてくれた“先輩芸人”(14分ごろ~)
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、ハナコの秋山寛貴、櫻坂46の井上梨名、モデルの岡本莉音らが出演。
1994年に結成し、2002年のM-1では8位にランクインした実力派芸人のダイノジ。大地はエアギター世界選手権でも活躍しており、2006年・2007年の大会で2連覇を果たし、話題になった。
そんなダイノジだが、2009年の「若手芸人が選ぶ性格が悪い芸人ランキング」では、大谷が不名誉な1位に選ばれてしまった。なぜ後輩芸人は大谷を嫌っていたのか。その原因として、大谷は「草野球に週5で呼ばれる・奢ってくれない・ネタ見せをさせられてダメ出しされる」の3つを挙げた。
「奢ってくれない」ことに関して、吉村は「それで言ったら大地さんも奢んない」と指摘すると、矛先を向けられた大地は「今はその話やめなさい!」と一喝。それでも「お会計のとき急に眠くなる」と暴露を止めない吉村に「うるせぇなぁ!」と怒鳴り、笑いを誘った。
また大谷は、後輩からだけでなく「先輩、社員、スタッフ、全方位から嫌われておりました」と告白。その理由は「才能がないのにカリスマを気取っていた」からだという。
大谷は自分が“カリスマ気取り”だと気づいてはいたものの、「ちょっとでも影響力ある人に見られたい」という思いから「挨拶をしない」「楽屋で誰とも話さず太宰治を読む」など、イタい行動をしていたという。そして、そんな相方を大地は「ただずっと見ていた」と明かした。
大谷は「孤高の存在を気取るけど、能力が伴わない人はたくさんいる」といい、具体例として「休み時間に誰とも話さず哲学書を読んでいるけど成績の悪い学生」「近寄りがたい雰囲気を出しているけど、肝心の仕事ができない会社員」などを挙げた。そして「これ全員抱きしめてあげたい」としみじみ言うと、授業を聞いていた出演者らは「気持ちがわかるからね!」と爆笑していた。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)