『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、芸人のダイノジ(大地洋輔、大谷ノブ彦)が登場し、「カリスマ気取りで嫌われちゃった先生とヤバい相方を放置しちゃってた先生」として、しくじり授業を行った。
【映像】櫻坂46・井上梨名、櫻坂の“カリスマ”に言及(12分ごろ~)
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、ハナコの秋山寛貴、櫻坂46の井上梨名、モデルの岡本莉音らが出演。
カリスマを気取っていたことで、周囲からの人望を失った大谷。2009年の「若手芸人が選ぶ性格が悪い芸人ランキング」では、3位の品川祐、堤下敦を抑え、1位に選ばれていた。
当時、大谷は「誰ともつるまない孤高のカリスマ」を目指していたそうで、ビートたけしや立川談志、松本人志らに憧れていた。そして、一匹狼を装うために、徹底して「誰にも挨拶をしなかった」という。
大谷は「影で『すっげースケールのでかい奴が入ってきた』みたいな噂話でいっぱいになってるんじゃないか」と期待したものの、「普通にすっげー嫌われてました」と自虐。大谷の態度に激怒した先輩芸人からボコボコにされる騒動まで起こった。
そのとき、大谷を唯一かばい、先輩を止めてくれたのは、品川だったという。大谷は「本当に、品川くんありがとうございます」とカメラに向かって頭を下げると、澤部は「そんな品川さんも性格悪いランキングに入っちゃってるんですよね、1位と3位で」と指摘し、一同は爆笑。
当時を知る吉村は「今の『品川くんありがとう』は俺からしたらすごいことよ。すごいライバルというか、確執なんですよ、ダイノジさんと品川庄司さんって」と明かすと、大谷は「もう全然です」と丸くなった様子。
カリスマを気取り続けた大谷だが、その後「テレビで生意気に見えるタレントほど裏ではちゃんと挨拶をしている」という衝撃の事実を知った。初めてたけしに挨拶をしたときも、楽屋の奥からわざわざ来て、深くお辞儀をしてくれたという。
吉村も破天荒キャラながら、裏では丁寧に挨拶をするといい、若林も「季節の挨拶するもんね。吉村だけだよ、俺らの代で」と明かしていた。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)