水川あさみ、主演女優賞「“喜劇 愛妻物語”は運命的なものを感じた」表彰式で喜び語る
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 『第94回キネマ旬報ベスト・テン』の表彰式が4日都内で行われ、女優の水川あさみ(37)が“主演女優賞”を受賞した。水川は、映画『喜劇 愛妻物語』と『滑走路』の2作品での演技が評価されての受賞となった。

【映像】『第94回キネマ旬報ベスト・テン』表彰式の様子

 受賞を受けて、水川は「私はこの『喜劇 愛妻物語』の話をいただいた時、この役に運命的なものを感じました。“絶対に私がやりたい”と思って、映画に深く関わることの出来た2020年だったんですけれども。そのご褒美をこの賞で頂けて嬉しく思っています」と、喜びを語った。

 「日本映画ベスト・テン」では、俳優の蒼井優(35)と高橋一生(40)が主演を務め、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した黒沢清監督の映画『スパイの妻』が1位に選ばれた。

水川あさみ、主演女優賞「“喜劇 愛妻物語”は運命的なものを感じた」表彰式で喜び語る
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 一方、今年注目のフレッシュな俳優を表彰する“新人女優賞”では、モトーラ世理奈(22)が受賞した。モトーラは、2014年にモデルとして芸能活動をスタートし、2018年にスクリーンデビュー。その独特な存在感で注目を集め、今回は主演映画『風の電話』での演技が評価されての受賞となった。

 モトーラは「新人女優賞をくださいまして、本当にありがとうございます。モトーラ世理奈です。私が今ここにいるのは諏訪監督と山田監督、沢山の方たちのおかげです。本当に感謝しています。ありがとうございます。これからも沢山の素晴らしい方たちと出会って、色々な世界に自分らしく飛んでいきたいなと思います」と、歓喜の言葉を口にした。

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 また、“新人俳優賞”には、自身のデビュー作である映画『MOTHER』で、長澤まさみ(33)の息子役を演じた17歳の奥平大兼(17)が選ばれた。奥平は、「初めての現場で初めての演技で、監督とかスタッフさんに迷惑を掛けたこともあったかもしれないんですけれど、大森監督を含むスタッフの皆さんは本当に僕に優しく接してくれて…。現場を通して演技をする楽しさを教えてくれて気付けて、僕の人生の中ですごく濃い1カ月でした」と、思いを語った。

 また、撮影当時16歳だったという奥平に対して、取材は「当時は奥平さん自身、お母さまと気まずい関係だったと聞きました」と質問すると、「そうですね。ちょっと、今は多少直ったんですけれど、あの頃は割と反抗的で…。家族の支えも今考えるとすごくあったんですけれど、あの時は何も喋らなかったりとか、撮影どうだったとかも何も言わなかったりしたので…。こういうかたちで親孝行出来たのは良かったなと思います」と、奥平は笑顔で答えた。

ABEMA/『ABEMA NEWS』より)

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