悪魔崇拝主義を標榜し、過激なライヴパフォーマンスと死化粧で世界のメタル・シーンを席捲、初期ブラック・メタル・シーンの中核的な存在となったバンド「メイヘム」の狂乱の青春を描いた映画『ロード・オブ・カオス』(3月26日より日本公開)の日本版予告映像が解禁となった。
 ノルウェー・オスロに拠点を置き、初期ブラック・メタル・シーンの中核的な存在となったバンド「メイヘム(Mayhem)」。 彼らは、サタニズム(悪魔崇拝主義)を標榜し、過激なライヴパフォーマンスとコープスペイント(死化粧)で世界のメタルシーンを席捲。同時に、バンドリーダーのユーロニモスは、“誰が一番邪悪か”を競い合うアンダーグラウンド集団「インナーサークル」を結成。活動は過激化し、教会連続放火、暴動、果ては複数の殺人事件まで引き起こし、社会問題に発展した。同作は、傑作ノンフィクション「ロード・オブ・カオス ブラック・メタルの血塗られた歴史」を原作に、世界をリードした音楽と、いまだ解明されていない事件に触れたメイヘムの邪悪ながらも切なく尊く痛々しい青春を鮮やかに描く音楽ドラマである。