『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、芸人のダイノジ(大地洋輔、大谷ノブ彦)が登場し、「カリスマ気取りで嫌われちゃった先生とヤバい相方を放置しちゃってた先生」としてしくじり授業を行った。
▶︎動画:ダイノジ大谷、松本人志にビビりM-1ネタを変更 極度の緊張からネタ飛ばす
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、ハナコの秋山寛貴、櫻坂46の井上梨名、モデルの岡本莉音らが出演。
大谷のカリスマ気取りな行動によって、芸人仲間や番組関係者らに嫌われていた中、ダイノジは『M-1グランプリ2002』の決勝に進出。この快挙に「やっぱり俺カリスマじゃねぇか」と自信を持ったという。
審査員には、大谷が憧れていた立川談志や松本人志らをはじめ、そうそうたるメンバーが勢揃い。大谷は「すごい人達に見てもらえるんだ」と奮い立った。
しかし、いざステージに立ったとき、審査員席に座る立川と松本にビビり、大谷はネタを直前で変更。カリスマの先輩芸人らに対して「本当にいるんだ」「スベってるところ見られたくない」という気持ちになり、誰にでもウケるような営業用のネタを披露した。
さらに、大谷は「オチへつながるフリは丸ごと抜けてます」と衝撃の告白。大谷がネタを飛ばしたのは、人生でこの1回きりだという。
相方の大地は「今でも僕、そのときのM-1全部見れてないです」とトラウマになったと告白。漫才が終わった後、大谷に「変えたな」とは言えなかったそうで、「緊張したってのもわかるし、そうなったのが初めてだったんで。僕が責めるのも違うし」と、当時の心境を語った。
カリスマを目指し、「一匹狼」を気取っていた大谷だが、本物のカリスマを見た後は「一羽うずら」になったと自虐。笑いを誘った。
これを聞いた若林は「逆だったらあれですね。営業用のネタを、自分たちの好きなネタにその場で変えてたらかっこいいけど。営業用に変えたってことは、うずらですよね!」と追い打ちをかけ、笑いを誘った。