日本で爆発的にユーザー数が増加している音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」。「世界中の人が気軽に話し合える場所を提供する」をコンセプトに、相手とラジオのような会話を楽しんだり、会話を傍聴したりできるサービスだ。招待制ながら、日本でも芸能人や著名人が続々と使用し始め、流行の兆しを見せている。
そんな中、Twitterでは「Clubhouseの使い方が全然わからない」というユーザーが作った“あるアプリ”が話題に。投稿主はトライバルデザイナーのGAI(@kamibukuro18)さん。GAIさんが自身のTwitterに「Clubhouseの使い方が全然わからないのでCrabhouseを3日で作りました」と投稿すると、瞬く間に反響が殺到。8万以上の“いいね”を記録している(※数字は2月9日13時現在)。
【映像】「ぼっちにはつらいじょうけんだね」“Crabhouse”の会話
GAIさんが開発したアプリ「Crabhouse -カニのおうち-」は「ゲーム開始するとカニのおうちにはいります ※招待制ではない」「他の端末で入った場合、その数だけカニが増えます」「端末の数関係なく、カニはちょっと増えたり減ったりします」というカニの家をモチーフにしたもの。アプリはAppStoreにて無料配信中(iPhoneに対応)で、BGMは100曲超から厳選、カニの上に表示された「・・・」をタップすると38種類のセリフを楽しむことができる。
ニュース番組「ABEMAヒルズ」では、開発者のGAIさんを取材。アプリは「“Club”と“Crab”の語呂合わせを思いつき開発」したといい、「Clubhouseが招待制で入れない人が多い中、誰も取り合うことなく、一緒に楽しめるアプリを目指しました」と語った。また、こだわったポイントは「カニの出現位置のランダム性」で「色が変わったり、ずっと見ていると変化に気づいてちょっとうれしくなるというバランスにこだわりました」と明かしている。
8日にはTwitterで「#予想外のサーバー負荷」とツイートしていたGAIさん。サーバーは急きょアップデートしたといい、「かなり流行にのった感じなので『多少のびるかな』と予想はしていましたが、予想以上に伸びて驚いています」とコメント。「今後も楽しいアプリをつくっていこうと思いますので、ぜひ応援よろしくお願いします」とメッセージを寄せている。
(ABEMA/ABEMAヒルズ)
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