将棋の叡王戦段位別予選(五段戦)が2月10日に行われ、長岡裕也六段(35)が渡辺正和五段(35)に93手で勝利した。長岡六段は午後2時から、ベスト4入りをかけて本田奎五段(23)と対戦する。
角換わりから始まった一局は、一進一退の攻防が続いたが、形勢が大きく動いたのは70手を過ぎたあたりから。渡辺五段の受けに少し隙が見えたところを、長岡六段が逃さず攻め、徐々にリードを拡大。その後は、玉の安全度にも大きな差がつき、決着となった。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。21人が参加する五段戦は優勝者の1人だけが本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)