将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が2月10日に行われ、三枚堂達也七段(27)が千葉幸生七段(42)に勝利、ベスト8に進出した。
先手番だった三枚堂七段は、相掛かりの出だしから終盤の入り口でかなり形勢を損ねたものの、そこから挽回に成功した。5筋から上部脱出をはかった千葉七段の玉に詰みが生じた部分で、一度は詰めきれずチャンスを逃したが、その後も逆転までは許さず優勢を維持。確実に寄せ、勝利を収めた。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)