『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』とは？
『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』は『相続者たち』や『太陽の末裔 Love Under The Sun』など、ラブコメディの大ヒット作を生み出してきた脚本家キム・ウンスクが手掛けたロマンティックでマジカルなラブストーリー。高麗時代、王によって命を奪われた後、永遠の命を持つ“トッケビ”として生きることになった武将と、不思議な力を持つ女子高生との出会いを描いている。韓国では、2016年から17年にかけてケーブルテレビ局tvNで放送され、地上波のドラマをも上回る20％超の視聴率を記録。大ブームを巻き起こした。
『トッケビ』あらすじ
高麗時代、最強の武士として国を守ってきたものの、王によって死に追い込まれたキム・シン（コン・ユ）。自らの体に剣を刺したまま“トッケビ”として現在まで生き続けてきた彼は、ある日、ウンタク（キム・ゴウン）という女子高生と出会う。そして、「幽霊が見える」という特殊な能力を持っている彼女こそが、自分の体から剣を引き抜き、永遠の死をもたらしてくれる“トッケビの花嫁”ではないかと疑い出す。一方、ひょんなことからキム・シンと同居することになった死神（イ・ドンウク）は、ウンタクのアルバイト先の店主サニー（ユ・インナ）のことがなぜか気になり……。
『トッケビ』主な登場人物・キャスト紹介
トッケビ／キム・シン（コン・ユ）
高麗時代、“武神”と呼ばれるほどの力を誇った武士。その存在に脅威を感じた王に疎まれ、無念の死を遂げる。しかし、神の意志により“トッケビ”として永遠の命を与えられ、900年以上も生き続けている。キム・シン（トッケビ）を演じているのは1979年7月10日生まれのコン・ユ。ドラマ『コーヒープリンス1号店』（07）でブレイク以降、トップ俳優として走り続け、『新感染 ファイナル・エクスプレス』（16）や『82年生まれ、キム・ジヨン』（19）など、映画出演も多い。“トッケビ”という非現実的なキャラクターを、ユーモアを交えながら、スマートに演じている。吹き替え版では『テニスの王子様』の諏訪部順一が声を担当。
チ・ウンタク（キム・ゴウン）
幼い頃に母を亡くし、叔母一家と暮らす高校３年生。死者の魂が見える能力を持ち、死者たちからは“トッケビの花嫁”と呼ばれている。キム・シンを呼び出す方法を偶然、知ったことから彼と会うようになり、徐々に親しくなる。チ・ウンタクを演じているのは1991年7月2日生まれのキム・ゴウン。映画『ウンギョ 青い蜜』（12）で衝撃的なデビューを果たして以降、演技力のある若手俳優として『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』（16）、『ザ・キング：永遠の君主』（20）といったドラマに出演している。数奇な運命を淡々と受け入れ、「今を生きる」ことを楽しもうとするウンタクを自然体の演技で見せている。吹き替え版では『半妖の夜叉姫』の松本沙羅が声を担当している。
死神（イ・ドンウク）
命を終えた人々の現世の記憶を消し“あの世”へと導く役割を担う。自身は過去の記憶を一切なくしている。ひょんなことから同居することになったトッケビとは言い争いが絶えないが、意外と仲良し。サニーと出会い、なぜか心惹かれる。死神を演じているのは1981年11月6日生まれのイ・ドンウク。05年のドラマ『マイガール』で注目された後、『ホテルキング』（14）、『風船ガム』（16）などに出演。本作では、真顔なのに笑いを誘う死神をスタイリッシュに演じた。抜群のコンビネーションを見せたサニー役のユ・インナとは『真心が届く～僕とスターのオフィス・ラブ!?～』（19）でも共演。吹き替え版では『遊☆戯☆王VRAINS』の濱野大輝が声を担当している。
サニー（ユ・インナ）
ウンタクがアルバイトをしているチキン店の店主。天涯孤独でクールな性格。言葉はキツいが思いやりは深い。お気に入りの指輪を見つけた屋台で死神と出会い、そのルックスに一目惚れする。サニーを演じているのは1982年6月5日生まれのユ・インナ。コメディ『明日に向かってハイキック』（09）でデビュー後、『シークレット・ガーデン』（10）や『イニョン王妃の男』（12）、『星から来たあなた』（13）などでチャーミングな魅力を見せている。本作では現代的で堂々としたサニーに扮し、新たな魅力を発揮した。吹き替え版では、『最高の愛～恋はドゥグンドゥグン～』（11）でも彼女のキャラクターを演じた大井麻利衣が声を担当している。
ユ・ドクファ（ユク・ソンジェ）
キム・シンに仕え続けてきたユ家の末裔。財閥三世としてわがままに育つ。カードの使い過ぎで金欠となり、金目当てで死神をキム・シンの家に住まわせる。ユ・ドクファを演じているのは1995年5月2日生まれのユク・ソンジェ。ボーイズグループBTOBの一員として2012年にデビューし、『アチアラの秘密』（15）や『サンガプ屋台』（20）といったドラマにも出演し、俳優としても活躍している。2020年5月から兵役に就いている。吹き替え版では『ドクター異邦人』、『イニョン王妃の男』の横田大輔が声を担当。
『トッケビ』その他の登場人物・キャスト紹介
赤い服の女（イエル）
かつてウンタクの母親と縁があった路上の野菜売り。時代ごとに外見を変えながら、ウンタクを見守る。演じているのは09年にデビューしたイエル。華やかなルックスを生かし、『花遊記〈ファユギ〉』（17）、『最高の離婚～Sweet Love～』（18）、映画『ザ・コール』といった作品に出演。
会長秘書（チョ・ウジン）
会長の命令で孫のドクファを監視、指導する有能な人物。やがてキム・シンの正体にも気付き、彼を支える。演じているのは、舞台から活躍の場を広げたチョ・ウジン。『1987、ある闘いの真実』（17）、『国家が破産する日』（18）といった映画でも、様々なキャラクターになりきっている。
ユ・シヌ会長（キム・ソンギョム）
大企業会長。ユ家の子孫として長きにわたってキム・シンに仕え続けてきた。自分の寿命を察し、孫のドクファに後を託そうとしている。演じているのは60年代から活躍するベテラン俳優キム・ソンギョム。
王ワン・ヨ（キム・ミンジェ）
高麗の王。民が神と崇めるキム・シンを恐れ、謀反の罪を着せて命を奪う。演じているのは『コッパダン～恋する仲人～』（19)、『浪漫ドクターキムサブ2』(2020年/SBS）、『ブラームスが好きですか』(20)と出演作が続くキム・ミンジェ。悲運の王を凛々しく見せている。
王妃キム・ソン（キム・ソヒョン）
キム・シンの妹。王を守り、兄の名誉を守ろうとして命を落とす。毅然とした態度で自分の運命を受け入れる。演じているのは『仮面の王 イ・ソン』（17）、『ノクドゥ伝 花に降る月明かり』（19）といった時代劇出演も多いキム・ソヒョン。
パク・チュンホン（キム・ビョンチョル）
高麗王の忠臣。キム・シンが民を惑わしていると王に進言する。演じているのは『SKYキャッスル～上流階級の妻たち』（18）、『ドクタープリズナー』（19）での悪役演技で高い評価を受けたキム・ビョンチョル。
『トッケビ』あらすじ＆見どころ（第1話～16話）
第1話「トッケビの花嫁」あらすじ＆見どころ
不死身のトッケビであるキム・シンは、永遠の命から自分を解放してくれる“トッケビの花嫁”を探して世界中をさまよっている。ある雪の夜、ひき逃げされて瀕死状態にある妊婦に助けを求められた彼は、人間の生死に関与してはならないというルールを破り、その妊婦を救う。その直後、死神が現れるが、そこには連れていくはずの2人の魂はなかった。それから18年後、シンの前に“トッケビの花嫁”と名乗る高校生チ・ウンタクが現れる。
【見どころ】
高麗の武士であるキム・シンの活躍を見せる迫力の戦場シーンから始まるこのドラマ。しかし、その圧倒的な強さが彼を永遠の命へと導く。キム・シンとウンタクのロマンティックな出会いのシーンも必見。
第2話「優しいウソ」あらすじ＆見どころ
シンのあとについて韓国・ソウルからカナダ・ケベックへ一瞬でたどり着いたウンタク。自分のいる場所が本物の外国だと知ったウンタクは、シンをトッケビだと確信し「あなたと結婚する」と宣言するが、シンは自分の胸に突き刺さっている剣がウンタクの目に見えないことから、「自分はトッケビではない」「君は花嫁ではない」と否定し続ける。その頃、死神はウンタクの母親をひき逃げした男の魂を見つけ、あの世へ送り出そうとしていた。
【見どころ】
初めて外国にやってきて大喜びで町中を走り回るウンタク。紅葉の美しいカナダ、ケベックの風景の中で、二人は永遠に忘れることのできない時を過ごす。
第3話「救出作戦」あらすじ＆見どころ
シンと死神は、借金取りに拉致されたウンタクを救うが、救出方法があまりに乱暴だったために彼女の機嫌を損ねてしまう。その後、シンはウンタクを拉致させた叔母を懲らしめようと、ドクファに身辺調査をさせ、ある作戦を決行する。一方、死神は露店で偶然同じ指輪に手を伸ばしたサニーを見て、なぜか涙を流してしまう。そんな死神を気に入ったサニーは彼に自分の連絡先を渡すが、連絡は一向に来ず、サニーはイラだちを募らせる。
【見どころ】
ピンチのウンタクを助けにやってくるキム・シンと死神。暗闇の中に浮かび上がる長身のシルエットのかっこよさに心震える。
第4話「胸に刺さる剣」あらすじ＆見どころ
胸に突き刺さる剣の存在には最初から気づいていたとウンタクに言われ、動揺するシン。「まだ生きていたい気もする」と言うシンに死神は、ウンタクをあの世に連れていくことを提案する。そんな死神に一度は感謝したシンだったが、住む家を失ったウンタクに「一緒に住まわせてほしい」と言われ再び動揺する。ひとまずウンタクを高級ホテルのスイートルームに泊まらせることにしたシンは、死ぬことも生きることも選べずにいた。
【見どころ】
キム・シンと会うために部屋中にろうそくを集めたウンタク。姿を見せたキム・シンはわずかなビールで酔い、奇跡のような出来事を起こす。
第5話「芽生始めた恋心」あらすじ＆見どころ
歩道橋で再会したサニーと死神は、カフェに行くことに。しかし死神は無言でコーヒーを飲み続け、しびれを切らしたサニーは話をするよう促す。ようやく会話を始めるも、死神は名前を尋ねられた途端に帰ってしまう。そして彼は自分に名前がないことを悩み始める。一方のシンはウンタクへの恋心を自覚し、彼女のために、この世を去ろうと決意する。そして剣を抜いてもらうために、ウンタクのホテル暮らしをやめさせ同居を始めるが...。
【見どころ】
募る思いとは裏腹にウンタクのことを避け続けてきたキム・シンが「愛している」と告白。しかし、降り続く雨が彼の悲しい本心を表す。
第6話「トッケビと死神の悩み」あらすじ＆見どころ
10年後の29歳になったウンタクの姿を見たシンは、ウンタクに剣を抜いてもらおうとする。ところが、剣を抜くことの本当の意味を知らないウンタクは、まずは自分の望みが何かを考えるようシンに言い残してアルバイトに行ってしまう。その頃、ドクファを連れてサニーに会いに行った死神は、職業を聞かれたり名刺を要求されたりして再び困惑する。“何も持っていない”死神と、ウンタクに剣を抜いてもらえないシンはそれぞれ意気消沈し...。
【見どころ】
「母の願いを聞いてくれたのがあなたでよかった」と、シンに礼を言うウンタク。愛おしい気持ちが湧き上がり不器用に彼女の頭をさわるシン。
第7話「初恋」あらすじ＆見どころ
全国一斉の大学修学能力試験を終えたウンタクが帰宅すると、シンと死神とドクファがケーキで出迎えてくれた。これに感激したウンタクは、「トッケビさんと映画を観に行きたい」と願い事をし、2人で映画館に行くことに。楽しいデートになるはずだったが、シンの失態で台なしに。後日、ウンタクは推薦入試を受けに行った大学で、偶然にも初恋の相手テヒと再会する。2人が楽しそうに話す姿を目撃したシンは嫉妬し、テヒのもとに乗り込むが...。
【見どころ】
ウンタクの初恋の人テヒ役で登場するのは『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』（18）で大ブレイクしたチョン・ヘイン。野球のユニホームに身を包み、輝くような笑顔でウンタクをときめかせる。
第8話「花嫁の証明」あらすじ＆見どころ
ついにウンタクが剣の柄をつかむが、トッケビは痛みと恐怖からウンタクを突き飛ばしてしまう。驚いて気を失いながらも「トッケビの花嫁だと証明できてよかった」と笑うウンタクに、シンは複雑な表情を浮かべる。一方、シンが大破させた車の映像を見たドクファは、財閥と死神の力を最大限に使って事態を収拾する。剣が動いたことにショックを受けるシンと、古い掛け軸の絵を見て涙を流した死神だが、いつものように言い争う気力はなく...。
【見どころ】
剣を動かされたダメージで床に横たわったまま起き上がる気力もないシンに寄り添い、見守るウンタク。「初恋って痛いな」というシンのセリフが切ない。
第9話「行方不明」あらすじ＆見どころ
死神から剣の秘密を聞いたウンタクは、シンの前から姿を消すことを決意し家出する。シンは心当たりのある場所を捜し回るが、ウンタクを見つけることができず、最終手段として死神に“処理漏れ”の申請を出すよう頼む。そして申請を出した途端にウンタクの名簿が届き、シンはウンタクを救出しに向かうのだった。一方の死神は、サニーの記憶を消した罪悪感から彼女に連絡ができず、帽子で姿を消してサニーに会いに行くのだが...。
【見どころ】
自分の役割を知り、シンのもとから去るウンタク。彼女を探し回ったシンはようやくスキー場で働く彼女の姿を見つける。真っ白な雪の中でシンはついに自分の思いを伝える。
第10話「掛け軸の女性」あらすじ＆見どころ
サニーの記憶を消したことを忘れ、うっかり彼女の本名を口走ってしまった死神。なぜ自分の本名を知っているのか、正体は何なのかとサニーは死神に詰め寄り、はぐらかそうとした彼の手をつかむ。手が触れ合ってしまったことでサニーの前世を見た死神は、彼女の前世の顔が掛け軸に描かれていたシンの妹と同じであることに驚き、失われた自分の記憶とサニーの前世、シンとの間には何か因縁があるのかもしれないと思い悩む。
【見どころ】
ウンタクと出かけたい気持ちをなかなか言い出せないシン。すっかり準備をして待っていたのに「寝ていた」と言い張る子どものような姿がかわいい。
第11話「兄妹の再会」あらすじ＆見どころ
死神から、サニーの前世が妹のソンだと聞かされたシンはチキン店を訪ねるが、急に前世の話をされたサニーは困惑し、シンと死神を追い返す。その後もシンは店を訪ねては妹が好きだった物をサニーに差し出し、その様子を見たウンタクもまた混乱する。一方で死神はサニーへの思いを断ち切れず、ウンタクの卒業式に行けば会えると考えて花束を持っていく。そしてサニーに花束を渡し、自分が何者か分からないと正直に打ち明けるのだが...。
【見どころ】
シンの胸に突き刺さった剣を抜くというウンタクの言葉を聞き、どんなことが起きても彼女を必ず守ると決意するシン。ウンタクも自分の運命を受け入れ、二人の気持ちが重なり合う。
第12話「神の問い」あらすじ＆見どころ
アルバイト中にこれまでに見たことのない不気味な幽霊に会ったウンタクは、死神の言葉を思い出し不安を感じる。ウンタクとのやり取りで、ドクファに神が憑依していたことに気づいたシンと死神。神はドクファの体を使って、シンには「なぜまだ生きているのか?」と聞き、死神には「なぜ神が記憶を消したと思うのか?」と質問する。その後、ドクファの祖父ユ・シヌ会長の名簿が死神の元に届き、トッケビの家は悲しみに包まれる。
【見どころ】
プリクラのブースにシンを呼び出すウンタク。「小さくて狭い所」に呼ばれたシンは不満気な顔をするが、実はかなりうれしそう。
第13話「死神に与えられた罰」あらすじ＆見どころ
死神は、記憶の消去などの特殊能力を私的に使っていたことや、名簿の情報漏えいの事実を冥界の監査チームに知られてしまい、懲戒処分を受ける。その罰として前世の記憶をすべて戻された死神は、自分がキム兄妹を殺したワン・ヨだったことを知り苦しむ。そして苦悩の末に、シンに自分を殺してくれと懇願するのだが、シンもまた、死神と過ごした日々や芽生えた友情を振り返ると、一族のあだ討ちをすべきかどうか迷い、苦悩するのだった。
【見どころ】
死神と向かい合い、900年前、自分が王に何を伝えたかったかを伝えるシン。二人の間に隠されていた因縁がすべて明らかになる。
第14話「忘却」あらすじ＆見どころ
パク・チュンホンからウンタクを守るために剣を抜いたシンは、ウンタクとの約束を守るために神のいない場所に1人残り、孤独と闘っていた。一方、シンと彼にまつわるすべての記憶を消されたウンタクはラジオのPDになるという夢をかなえたが、雨の日に情緒不安定になる症状に悩まされていた。シンがいなくなって9年後の初雪の日、ウンタクはロウソクに火をともして切実な思いで「誰か自分を助けてほしい」と願いをかける。
【見どころ】
キム・シンが目の前から去った後、彼のことを忘れないようにその特徴を必死でノートに書きつけるウンタク。その切実な思いが胸に迫る。
第15話「思い出の地へ」あらすじ＆見どころ
カナダの街を散策するウンタクの前に突然シンが現れる。ウンタクはそんなシンを怪しむが、広告契約の恩があるため食事をごちそうすることに。10年前に2人で訪れた場所をたどりながら、シンは初恋の人との思い出を語る。だが記憶のないウンタクは自分のこととは知らず初恋話に嫉妬する。そして2人は思い出のレストランへ。自分に向かって“代表”と呼び掛けるウンタクを見て、シンは“未来は正しかった”と1人ほほ笑む。
【見どころ】
9年ぶりに再びカナダの街を歩くシンとウンタク。記憶を失ったウンタクが、自分のこととは知らずにシンの“初恋の人”に焼きもちを焼く姿が微笑ましい。
第16話「侘しく燦爛たるトッケビ」あらすじ＆見どころ
季節外れの桜の木の下でウンタクにプロポーズをしたシン。ウンタクは「侘しく燦爛たる男の花嫁になる」と言ってそれに応える。シンの気まぐれで数日後に挙式をすることになった2人はすぐに結婚式の準備を始めるが、そのさなかサニーが、死神とウンタク宛てに手紙を残して家を出る。思い出の歩道橋でサニーから今生の別れを告げられた死神は、シンが一度姿を消した時から保管していたキム・ソンの絵をシンに返そうとする。
【見どころ】
謎めいた存在としてウンタクを見守ってきたサニー。悲しい縁で結ばれた死神は彼女との別れを嘆くが、そんな彼をシンが手料理で慰める。
『トッケビ』まとめ
冷凍保存されたような完璧なルックスのまま数百年も生き続け、瞬間移動や念力といった特殊能力を待つ男キム・シン（＝トッケビ）。『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』では、不可能なことなど何もないように見える彼が、孤独に生きてきた高校生ウンタクと知り合い、愛を育んでいく姿を、数百年にもおよぶ因縁と重ね合わせながら描き出す美しいラブストーリーだ。生まれて初めて感じた恋のときめきに戸惑うキム・シンの姿がなんとも愛おしい。さらに、天敵であるはずの死神と徐々に仲よくなっていき、料理をしながらふざけたり、ロングコートに身を包んで並んで歩いたりといった“ブロマンス”を楽しめるドラマとしても一級品。壮大なスケールで描かれる唯一無二の恋人たちの愛の行方を見守ってみてほしい。
(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
「トッケビ」を見れる動画配信サービス紹介
動画配信サービスを利用すれば、『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』を全話視聴することが可能。無料お試し期間も利用しながら楽しんでみるのはいかがだろうか。『トッケビ』を扱っている動画配信サービスの情報は以下のとおり。
ABEMA
2021年2月現在、『トッケビ』第3話まで登録不要で視聴可能。初回登録1か月無料のABEMAプレミアムに加入すると、すべてのエピソードが見放題に。
（その他の動画サービス）
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