2月11日、チャリティーボクシングイベント「LEGEND」で2015年台北カップ60キロ級金メダルの秋山佑汰(自衛隊体育学校)が、IBF世界スーパーライト級12位の平岡アンディと拳を交えた一戦で思わぬハプニングがあった。
3分3ラウンドのエキシビション形式で行われたこの一戦。1ラウンド残り12秒のところで問題の場面は起こった。
この対戦のレフェリーを務めた元WBA世界ライトフライ級王者の渡嘉敷勝男氏が、両者のフットワークの良い攻防に巻き込まれるように足元がもつれ、よもやの転倒。完全に仰向け状態となり、天を仰いだ。
本人も驚きの出来事に、自らカウントを数えた渡嘉敷氏。するとABEMAの放送席からは「レフェリーが主役になってしまいました。主役は選手です」との声が…。さらに「見たことない景色が見れた」などコメントが続くと、会場からは笑いが起こった。
両者、持ち味を発揮したこの対戦。エキシビジョンということで、両者の腕が掲げられて幕を閉じた。