新型コロナウイルスの感染拡大により、オンライン授業を実施している大学も多い。科目によっては学期末試験もオンラインで行われ、少しでも感染が抑制されるよう配慮されている。そんな中で起きた“ある悲劇”が、Twitterを中心に話題を集めている。
投稿主は大学生のKish.(@Kish_WORLDs)さん。試験開始時刻になっても現れなかったKish.さんに担当教員は「学期末試験、今からでも大丈夫なので受けませんか?」とメールを送信。
しかし、Kish.さんは先生の提案を辞退。Kish.さんの返信文にはこう書かれていた。
「単刀直入に申し上げますと、私は<該当の授業名>の試験をなぜか17日(水)だと強く思い込んでしまっておりました。そしてげんざい車で友人と富士山のふもとに来てしまっています…」
「手元にPCが無いため、試験を受けることができません…大変申し訳ありません。」
そして教員に「なにかわたしにできることはありますでしょうか」とたずねたKish.さん。「ご心配おかけし、申し訳ありませんでした。これは富士山の写真です…」と美しい富士山の写真を添付して送った。
ニュース番組「ABEMAヒルズ」では、Kish.さんを取材。写真を添付して送った理由について、Kish.さんは「富士山の画像は証拠としてとりあえず添付したのと、この富士に免じてユーモアで許してもらえないかという試みでした」と回答。しかし、先生からの返信は「また来年お会いしましょう」だったといい、「その後、テストを受けるチャンスはなく、再履修となってしまいました…」と明かした。
今回の件で再再再再履修が確定したKish.さん。ツイートには約4.8万もの“いいね”(※数字は2月15日13時現在のもの)が寄せられており、反響について「自虐ネタと言ってしまえばそうかもしれないが、自分のうっかりが誰かのほっこりになるのならそれも悪くないなと感じました」と語った。
(ABEMA/「ABEMAヒルズ」より)
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