俳優の渡邊圭祐が18日、都内で行われた映画『ブレイブ −群青戦記−』のPRイベントに登壇。そこで渡邊が、悩ましく感じる「仕事オファー」について語り、事務所に届くのは女性向け補正下着「なぜか育乳ブラの案件ばかり」と嘆き、周囲を驚かせた。
渡邊が話題にしたのは、自身のSNSにおける一つの機能…ダイレクトメッセージに届く、珍しい内容のこと。「僕は昔、髪を長く伸ばしていて、そのイメージを見て勘違いしたのかもしれません。なぜか、僕に育乳ブラの案件ばかり、ずっと届いていました」と明かし笑わせた。さらに、渡邊は「この仕事を一度やるべきなのか」と冗談めいて、笑いを大きくした。
この日のイベントには、渡邊のほか、キャストの新田真剣佑、鈴木伸之、そして、お笑いコンビ・マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)らも登場。そこでは、昨年3月のお笑いコンテスト「R-1ぐらんぷり」で、自作ゲームの実況ネタを繰り出し、見事チャンピオンになった野田との真剣勝負 “ゲーム対決”が組まれた。
用意されたのはシューティングゲームで、点数を競い合うもの。新田は「初挑戦で、成功する確率が2%と聞いたので、僕がその2%に入りたい。かなり興味があります」と意気込み、鈴木も「ゲームが好きで、よくやっています」とノリノリ。しかし、渡邊は「ゲームが絶望的に苦手。今日の台本をもらったときに『ゲームが得意で、お好きな3人って』書いてあったんですけれど…」と設定をバラしつつ「一体どこから、その情報が持ち上がったのでしょうか?」と素朴な疑問をぶつけ、ここでも笑いを取っていた。
本作は、『週刊ヤングジャンプ』で連載されされていた笠原真樹氏の人気コミック『群青戦記 グンジョーセンキ』を実写映画化したもの。スポーツ名門校で活躍していた高校生たちが、学校まるごとタイムスリップする物語で、未だ見たことがない「高校生VS戦国武士」という異色のアクション…“部活で培った身体能力”と“未来を知る現代人の知識”を活かしつつ、若者たちの熱い青春群像劇を壮大なスケールで描いている。
その劇中においては、歴史オタクの主人公・西野蒼役を新田が演じ、剣道部主将・松本考太役を鈴木、歴史の操作を目論む不破瑠依役を渡邊が演じる。さらに、のちの徳川家康となる松平元康役を、2020年7月18日に急逝した三浦春馬さんが出演している。
映画『ブレイブ -群青戦記-』は、3月12日より全国ロードショー。
テキスト・写真:野原誠治