22日、Twitterトレンドの1位を記録した「猫の日」。なんと2位も「ねこの日」で、さらに4位から6位まで猫が占めるなど、猫関連の投稿が相次いでいる。
猫にまつわる話や飼っている猫の写真をアップする人がたくさんいる中、企業もこれに参戦。日産自動車は、寒い日に起こりやすいという猫の車への潜り込みの注意喚起を投稿。車に乗る前にボンネットを叩き確認するよう呼びかけた。
また、ニッカウヰスキーは、蒸留所で約3万匹のねずみを退治したというウイスキー界の伝説の猫にまつわる豆知識を紹介。イエローハットは猫の日に合わせて、猫を事故から守る交通安全運動を実施した。猫を愛でるだけではなく、守る日にしようと訴えている。
Twitter Japanもヘッダーを猫に変更するなど、ネット上はまさに猫祭り状態。そんな中、大和ハウスは業界初となる猫用のユニットバス『ネコレット』を発表。
シャワーやドライヤーがついた洗面台のように見えるこの『ネコレット』。下側の部分にはトイレが設置され、猫が出ると自動で洗浄されるようになっている。ペットシートが不要で水で洗い流されるため、清潔さも保たれ、臭いも気にならない。上部分にあるシャンプー台も、水が跳ねにくいよう猫用に開発された。
実はこの猫用ユニットバス、発案者はDREAMS COME TRUE（ドリームズ・カム・トゥルー）の中村正人さんだ。
「僕も今日、久々に最新型を見せていただいた。まさに僕の夢が叶ったというか、DREAMS COME TRUEというか」
中村さんは、3匹の猫と暮らす中でお互いがより快適に生活するため、必要なものを考えた末、この猫用のユニットバスにたどり着いたという。
「猫たちのためにも、家族のためにも『ここをこうしたいな、ああしたいな』というのはずっと考えていました。それをだんだん絵に描き始めたり、文章にまとめ始めた時点で大和ハウスさんと出会いまして。我々の生活にとっても猫にとっても、特にこういう状況でウイルスとか、そういうものがデリケートな状態になってきている。『こういうシステムをつくりたい』という想いから始まって、お話させていただきました」
「（猫は）家族の一員なんですよね。もはやペットじゃなくなっている、不思議な存在なんです。“猫大好き”って軽々しく言えないんです。『猫のどこが好きですか？』って言われても、実は『何もかもが好き』ですよね。ちょっと言うのが恥ずかしいな。猫と共に生きるのが僕の運命なんだなぁって。運命の人たちに出会ったような気がしますね」
『ネコレット』の本体価格は36万3000円。猫用ユニットバスが新たなペットとの生活のアイテムとして根付く日も近いかもしれない。
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