『私のIDはカンナム美人』とは?

韓流ドラマ『私のIDはカンナム美人』登場人物・キャストを徹底解説
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 大学入学前に整形手術を受け、幼い頃からのコンプレックスだった容姿を一新した主人公ミレが、誰もが振り返る完璧な顔を持つ中学の同級生ギョンソクと再会したことから始まるロマンティックコメディ『私のIDはカンナム美人』。人気ウェブ漫画を原作に、韓国の大学生たちの今をスタイリッシュに描き出している。“顔の天才”とのニックネームを持つボーイズグループASTROのチャ・ウヌが、クールに見えて実は優しい主人公ギョンソクに扮している。

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『私のIDはカンナム美人』あらすじ

 父に黙って整形手術を受け、別人のような姿で大学生活を始めたミレ(イム・スヒャン)。新入生と在校生が交流するオリエンテーションに参加した彼女はそこで中学の同級生だったギョンソク(チャ・ウヌ)を発見。自分の過去がバレてしまうのではと心配するが、彼は彼女に何も言わず、酒に酔って絡んできた先輩から守ってくれるのだった。一方、“自然派”の美人で、すぐに学科の人気者となったスア(チョ・ウリ)は、ギョンソクがさりげなく気遣うミレの過去が気になりだし……。

『私のIDはカンナム美人』主な登場人物・キャスト紹介

韓流ドラマ『私のIDはカンナム美人』登場人物・キャストを徹底解説
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■ト・ギョンソク(チャ・ウヌ(ASTRO))


 国会議員の父親を持ち何不自由なく暮らしているが、幼い頃に家を出た母親に対する複雑な思いを抱き、なかなか他人に心を開くことができない。大学で再会した中学の同級生ミレのことが気になる。

 ギョンソクを演じているのは、1997年3月30日生まれのチャ・ウヌ。ボーイズグループASTROのメンバーとして16年にデビューし、その美しさから「顔の天才」というニックネームで知られる。『最高の一発~時空を超えて~』(17)や『僕たちの復讐ノート』(17)などのドラマに出演後、『私のIDはカンナム美人』のオーディションに臨んで初めて主役の座をつかんだ。その後も、『新米史官ク・ヘリョン』(19)、『女神降臨(原題)』(20)と話題作への出演が続いている。いつも無愛想で他人に対して冷たいそぶりを見せるが、ヒロインのミレのことだけは、常に見守り、ピンチになれば助けに駆けつけるギョンソク。キャラクターとぴったりシンクロしたチャ・ウヌは本作で「2018 KOREA DRAMA AWARDS」で新人賞と韓流スター賞にも選ばれている。

『僕たちの復讐ノート』
『僕たちの復讐ノート』
『最高の一発~時空を超えて~』
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■カン・ミレ(イム・スヒャン)


 容姿が原因で幼い頃からつらい経験を重ね、“普通の”人生を送るために整形手術を受けることを決意。大学入学後は友だちも増え、再会した中学の同級生ギョンソクも何かと優しくしてくれるが、抱き続けてきた劣等感から脱することがなかなかできない。

 ミレを演じているのは1990年4月19日生まれのイム・スヒャン。09年に映画でデビュー後は、ドラマを中心に活躍し、『ドキドキ再婚ロマンス 子どもが5人!?』(16)、『吹けよ、ミプン』(16)、『恋の花が咲きました~2⼈はパトロール中~』(17)、『クリミナル・マインド:KOREA』(17)、『優雅な一族』(19)といった作品に出演している。「見た目」にこだわる一方で、「見えない」美しさを表現できる香りにひかれ、調香師になることを夢見て化学科に進んだミレがギョンソクと距離を縮めながらコンプレックスを克服していく姿を繊細に演じている。

『クリミナル・マインド:KOREA』
『クリミナル・マインド:KOREA』

■ヨン・ウヨン(クァク・ドンヨン)


 化学科の大学院生でギョンソクら新入生たちの必修科目である実験の助手を務めている。学力はもちろん、人柄もよく、後輩たちからも慕われている。ミレと出会い、目を奪われる。

 ウヨン役は1997年3月19日生まれのクァク・ドンヨン。12年に『棚ぼたのあなた』でデビュー後、『雲が描いた月明かり』(16)で世子イ・ヨンを護衛するビョンヨンを演じて注目される。その他の出演作に『ひと夏の奇跡~waiting for you~』(17)、『ラジオロマンス~愛のリクエスト~』(18)、『サイコだけど大丈夫』(20)、映画『野球少女』(20)などがある。

『ラジオロマンス~愛のリクエスト~』
『ラジオロマンス~愛のリクエスト~』
『ひと夏の奇跡~waiting for you~』
『ひと夏の奇跡~waiting for you~』

■ヒョン・スア(チョ・ウリ)


 美しい顔と優しい性格で、同級生はもちろん、先輩たちからも熱い眼差しを受ける。ミレにも親しく声をかけるが、胸の奥には誰にも打ちあけることのできない秘密を抱えている。

 スアを演じているのは1992年3月29日生まれのチョ・ウリ。12年にデビュー後、16年に大ブームを巻き起こした『太陽の末裔 Love Under The Sun』でSHINeeオンユの恋人役を演じて知名度をアップ。その後も、『魔女の法廷』(17)、『愛はビューティフル、人生はワンダフル』(19)といったドラマで活躍している。

『太陽の末裔 Love Under The Sun』
『太陽の末裔 Love Under The Sun』

■ソ・ユジン(イ・テソン)


 ギョンソクの親友。牧師を父に持ち、自身も神学科を卒業。留学先のドイツでビールの魅力にはまり、大学の近くでビアホールをオープンするが、経営はなかなかうまくいかない。

 ユジン役は1993年7月16日生まれのイ・テソン。16年に『タンタラ~キミを感じてる』でデビュー。『刑務所のルールブック』(17)では主人公の高校時代を演じた。その他の出演作に『SUITS/スーツ』(19)、『愛はビューティフル、人生はワンダフル』(19)、『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』(19)などがある。

『刑務所のルールブック』
『刑務所のルールブック』

■オ・ヒョンジョン(ミン・ドヒ)


 ミレの親友。整形前も整形後も変わらずミレを支える。同じ大学の心理学科に通いながらミュージシャンを目指している。

 ヒョンジョンを演じているのは1994年9月25日生まれのミン・ドヒ。12年にガールズグループTiny-Gのメンバーとしてデビューし、翌年、大ヒットドラマ『応答せよ1994』で見せた方言を駆使した演技で俳優としても注目を集める。主な出演作に『のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ』(14)、『君に猛ダッシュ~恋のゆくえは?~』(17)、『とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~』(18)がある。

『私のIDはカンナム美人』その他の登場人物・キャスト紹介

■イ・ジヒョ(チョン・ヘリン)


 美人で人気者のスアと行動を共にし、男性たちの注目を集めている。ジヒョ役のチョン・ヘリンはウェブドラマ『ちょっと敏感でも大丈夫2』(19)、映画『最も普通の恋愛』(19)にも出演している新人俳優。

■キム・ソンウン(キム・ウンス)


 ウォノの相棒。恋愛経験は少ないが、本や映画で見た知識を駆使してウォノにアドバイスする。ソンウン役のキム・ウンスは『私のIDはカンナム美人』でデビュー。その後、『愛はビューティフル、人生はワンダフル』(19)、『LIVE ON』(20)、『悪霊狩猟団:カウンターズ』(20)と出演作が続いている。

■チャン・ウォノ(キム・ドヨン)


 入学と同時にスアにひとめ惚れ。片思いを続けているが、なかなか振り向いてもらえない。ウォノ役のキム・ドヨンはソ・ジソプと同じ事務所に所属している新人俳優。『緑豆の花』(19)では時代劇にも挑戦した。

■ユ・ウン(パク・ユナ)


 浪人経験があるため年上で、同級生の中では頼りになる存在。大学生活でとまどうミレのこともさりげなくサポートする。ウン役のパク・ユナは芸術高校の舞踊科を卒業後、俳優に転身。『秘密の森~深い闇の向こうに~』(17)、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(18)、『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』(19)、『女神降臨(原題)』(20)と話題作への出演が続いている。

■カン・テシク(ウ・ヒョン)


 個人タクシーの運転手をしているミレの父。愛する娘が整形手術を受けたことを知り、ショックを受ける。テシク役は個性派俳優ウ・ヒョン。『ヒーラー~最高の恋人~』(14)、『被告人』(17)、『まぶしくてー私たちの輝く時間ー』(19)など、数多くの作品に出演している。

■ナ・ウンシム(キム・ソンファ)


 保険の外交員をしているミレの母。整形手術をしてでも人生を変えたいと決意したミレを応援する。ウンシム役のキム・ソンファは舞台を中心に活躍。その他のドラマ出演作に『ブラームスが好きですか』(20)がある。

■ナ・ヘソン(パク・チュミ)


 ギョンソクの母。離婚後、韓国を離れていたが数年ぶりに帰国。香水を手掛ける会社の代表を務めている。ヘソン役のパク・チュミは92年に放送局MBCの公開採用タレントとしてデビュー、結婚後、休業していたが11年に復帰し、『オクニョ 運命の女』(16)、『結婚作詞 離婚作曲』(21)といった作品に出演している。

■ト・サンウォン(パク・ソングン)


 ギョンソクの父。国家議員。妻ヘソンが働くことに耐えられず、離婚に至る。サンウォン役のパク・ソングンは『秘密の森~深い闇の向こうに~』(17)、『十八の瞬間』(19)、映画『KCIA 南山の部長たち』(20)などに出演。

■ト・ギョンヒ(キム・ジミン)


 ギョンソクの妹。幼い頃から母と離れて暮らしたさびしさに耐えられず、わがままにふるまう高校生。ギョンヒ役のキム・ジミンは子役としてデビュー。『刑務所のルールブック』(17)や『初対面だけど愛してます』(19)で、成長した姿を見せている。

『私のIDはカンナム美人』まとめ

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 自分だけでなく、他人のルックスにも敏感で周囲の人々の「顔の完成度」をチェックしていた主人公ミレが、ギョンソクとの出会いによって“本当の美しさ”に気付いていく『私のIDはカンナム美人』。 “普通に”暮らしたいと願ったミレが整形手術をしたことによって負った心の傷や、母親との別れという悲しい出来事を経験したギョンソクの事情もていねいに描かれていく。ミレを優しく見つめる先輩ウヨンも交えた三角関係の行方にも注目しながら楽しんでほしい。

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