和歌山県南紀白浜の観光スポット「三段壁」で、“あるもの”の名前が募集されている。
三段壁といえば、雄大な南紀の海景を一望でき、国の名勝に指定されている歴史ある場所。高さ50m~60mの断崖が南北2kmに渡って続いており、洞窟ではリアルな波しぶきを体験できる。
3年前のある日、大型台風が過ぎた後、なんと断崖絶壁の上に“巨石”が出現。高さ約1.2メートル、高さ約4.2メートル、幅は約1メートルの巨大な岩が突如現れたのだ。
現在の通称は「謎の岩」だといい、観光施設「三段壁洞窟」では、この岩の名前を募集。現地で応募用紙に書き込むか、三段壁洞窟の公式Instagramをフォローした上で三段壁の画像と考えた名前に「#三段壁謎の岩」をつけて投稿すると応募ができる。
【映像】「謎の岩」に近づいてみた 横から見るとこんな感じ(1分40秒ごろ)
ニュース番組「ABEMAヒルズ」では、観光施設「三段壁洞窟」の担当者を取材。謎の岩について、担当者は「高潮で丘の上の岩が流されてきたのか、波で打ち上げられたのか不明(海底からの高さが約50メートルあるので海底の可能性は低い…?)」とコメント。「想像しかできないので、面白おかしく想像して『空からきた』なんていう人もいる」と語っている。
また岩の名前を募集した経緯として「コロナ禍で観光もできない状況なので、宣伝、PRを兼ねて名前を募集したら面白いのではないかと考えた」と告白。これまでに約100件の応募が寄せられており、「インパクトがある名前で、三段壁という名称がついていないものがいいですね(三段壁とは別の新スポットになってほしい)」と明かした。
応募の締め切りは4月5日(要アカウント公開)で、選ばれた人には洞窟ペア入場券などの賞品が進呈される。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)
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