22日夜、首都高湾岸線で赤色灯を点けて走る3台の車。一見、覆面パトカーのように見えるが、警察車両ではなく、危険な運転を繰り返す暴走グループだ。
【映像】“ハコ乗り”に3台連携してのあおり運転(1:36~)
1台が左の車線にまたがったその直後、なんと男が運転席から身を乗り出し、体をほとんど外にさらけ出すいわゆる“ハコ乗り”に。さらにその状態で、隣を追い越していく車を威圧するように接近を繰り返す。左前方の車でも同じようにハコ乗り運転をし、この危険行為は数十秒続けられた。
この後、車3台による危険運転はさらにエスカレートする。先頭の1台が前を走るトラックを煽るように蛇行しながら加速、トラックが進路を変えると、今度は別のトラックを標的にして激しい蛇行を繰り返す。
後ろからトラックを追い越して斜め前につけ、さらに前の車ともかなり車間距離を詰めている。残る2台は2車線に分かれ、前を走る車をブロック。高速道路での危険なハコ乗りに、3台連携してのあおり運転。
目撃したドライバーは「どういう風に運転していたのかわからないですけど、恐怖だったので近寄りたくなかった」「衝撃の状況でしたね。若い感じ、やんちゃ系な感じの人。一番前の車に関してはナンバーもついていないような状態で、すごく恐怖はありました」と話している。


