「騙されたと思ってやってみてくださいよ」鈴木大地・前スポーツ庁長官が橋下氏に“バサロ泳法”指南
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 27日のABEMANewsBAR橋下』に前スポーツ庁長官の鈴木大地氏が生出演、ソウルオリンピック100m背泳ぎで金メダルを獲得した際に駆使、日本中に一大ブームを巻き起こした「バサロ泳法」の秘話を明かした。

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 MCのお笑い芸人のサバンナ高橋茂雄が「オリンピックまで温めていた必殺技をあそこで繰り出した、というイメージがあった」と話すと、鈴木氏は「アメリカのバサロ選手が個人メドレーでバタフライから背泳ぎに行くときに2、3回“ピョンピョン”ってやったのがオリジナルで、その後、我々が背泳ぎで長くやり始めて流行らせた。あの頃、他にもやっている選手はいたし、私は(潜水し続ける距離が)30mくらいだったけど、ライバルは35mくらい、40mくらいやってる選手もいた。今はルールが変わって15mまでになってしまったが、昔は結構やりたい放題だった」と説明。

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 「実は前の年にも国際大会で使って優勝しちゃったりして。だから流行っちゃった。でも、1年くらいでは追いつけないだろ、っていうのがあって、自分が得意なフィールドに皆さんを引き込んだという感じだった」と振り返った。

 すると橋下氏も「覚えてますよ~!めちゃくちゃ流行ったね。みんな体育の授業の時に真似したと思うけど、素人では全く進まないし、鼻に水が入る。なんでああなるのかなって思ってた!」、高橋も「僕も『アメトーーク!』の“運動神経悪い芸人”企画でやらされて、“できるかい!”ってなりました(笑)」。

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 これに鈴木氏は「人によっては鼻から息を出すか出さないかで出しながら水が入ってこないようにしている人もいるし、私のライバルはシンクロ選手がつけている洗濯バサミみたいなものをつけていた。僕の場合は、上唇を使って鼻に栓をしながらやっていたんです。子どもの時は鼻まで届かないんだけど、練習してるとだんだん伸びてきて鼻まで塞がる」。

 「いや、それ本当ですか?」「ウソでしょ!?」と信じられない様子の二人に、鈴木氏は「本当(笑)。橋下さん、騙されたと思ってやってみてくださいよ」と笑っていた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)

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橋下徹×鈴木大地 五輪開催の行方...初代スポーツ庁長官と語る
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