就活で“一発芸”をすると受かる? 都市伝説に専門家「パフォーマンスに頼るのはダメ」
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 2022年卒学生向けの採用活動が3月1日、解禁された。新型コロナウイルスの影響で企業の採用意欲の低下や、説明会・面接のオンライン化など、従来とは違う就活を強いられる学生たち。“就活あるある”として「面接は目立ったら受かる」という都市伝説がささやかれているが、はたして本当なのだろうか。

【映像】「ビール会社を受けるときはビールを!」就活でささやかれる“都市伝説”

 ニュース番組「ABEMAヒルズ」では、就活アドバイザー・採用コンサルタントの井上真里さんを取材。「モノマネを披露」「一発芸をやる」「面接官の前で歌う」「ビール会社を受けるときは面接でビールを飲む」などのパフォーマンスは本当に面接で有利なのか聞いてみた。

 井上さんによると、上記のようなパフォーマンスは「微妙、どちらかといえばNG」だという。理由について、井上さんは「目立とうとすることは有利に働きません。逆に協調性なし、空気が読めないと判断されるかもしれません」とコメント。「もし企業が面接の場で“何かやる”ことを求めてきたとしたら、度胸、瞬発力、反応の良さを見ています」と明かした。

就活で“一発芸”をすると受かる? 都市伝説に専門家「パフォーマンスに頼るのはダメ」
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「サービス精神や個性を重要視している社風の企業には好意的に捉えられるが、『自分が面接官なら?』と考えましょう。パフォーマンスに頼るのはダメ。企業や仕事への理解が足りていない証拠です」(井上真里さん)

 また、どうしてもパフォーマンスしたい就活生には「BtoB(企業向け企業)よりもBtoC(消費者向け企業)が向いている」といい、「面接では本人の興味や経験、知識、能力、将来のビジョンを確認しています」と語った。

ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)

【映像】就活の面接は目立つと有利?
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