お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが、11日に自身のアメブロを更新。東日本大震災から10年が経過した現在の思いをつづった。
この日、伊達は「震災から10回目の3月11日。当日もいたから、11年連続で気仙沼に来てる事になるのか…」としみじみ述べ、「もう、すっかり気仙沼にも知り合いが出来たり良く行くお店もあったり、今は気仙沼に来るのが楽しみで仕方ない」とコメント。「素敵なお店や美味しいお店も来る度に増えて、新・気仙沼になっている」「変わらないのは、人の温かさと魚の旨さ!日本屈指の港町は健在だ」とつづった。
続けて「震災直後、泣きながら前を向いて生きてきた地元の方々を見てきたから…今、そんな方達と笑顔で会うと、10年という時間の経過も感じる」とつづり、「今日で10年。歯を食い縛り、本当によく頑張ってきました」とコメント。「この地に、縁もゆかりも無いボランティアの方々が泥まみれになって助けてくれたから今がある。縁もゆかりもある我々は、もっと懸命に頑張らないといけない。じゃないと、助けて下さった方々に失礼だ」と自身の考えを述べた。
一方で「たった10年経っただけ。行方不明者はまだ2500人以上。捜索は今も続いている。整理がつかない方も多い」とも言及し、「これからも、我々は何も変わらず共に生きて行きます」とコメント。「地元の方々は、とにかく復興に向かって全力で走り続けた10年。疲れも出てくるでしょう。明日から、ほんの少しだけゆっくり…たまには寄り道しながらまた前に進んで欲しいです」と願いをつづった。
さらに「いつ、どこで何があるか分からない自然災害。また、同じ様な悲劇が起こらない様に、あの日を体験して生き残った者として伝えて行きます。あいつら、まだ震災の事言ってるって言われても…伝えないと」と述べ、「夜、東京に戻り…ニッポン放送『オールナイトニッポン』をやらせて頂きます。深夜1時~3時の生放送です」と予告。「どんな放送になるかな…。沢山のメールお待ちしております」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
これに対し読者からは「毎年、この日に来ていただいてありがとうございます」「もう、10年。まだ10年と思いつつ、あの出来事は忘れたくありません」「サンドウィッチマンのお二人が愛してやまない気仙沼の景色をこれからも発信していってください」「共に被災地を応援します」などのコメントが多数寄せられている。