“花泥棒”カメラが捉えた窃盗の瞬間「社員が大切に育てていた…」常習犯か
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 今月9日、大阪市の会社から赤いシクラメンが盗まれた。防犯カメラが窃盗の瞬間を捉えていた。

 午前1時ごろ、会社の敷地に現れた1人の人物。人気のない敷地で、一直線に向かったのは、たくさんの植木鉢が置かれた玄関だ。迷うことなく1つの植木鉢に手を伸ばすと、そのまま持ち去っていく。およそ15秒の出来事だった。

【映像】堂々と持ち去る“花泥棒”

 盗まれたのは赤いシクラメンで、ピンクのシクラメンとともに、この会社で今年1月から大事に育てられていたものだ。さらに、犯行直後、別のカメラには、同じ人物がシクラメンを荷台に乗せ、自転車を押す様子が映っていた。よく見ると、前のカゴにも植木が乗せられている。

 被害を受けた会社の社長は「出社して、社員が毎日水をあげて大切に育てていた。(花が)ないぞって大騒ぎになった」と話す。別のカメラが捉えた映像には「うちの前に他の被害者がいるように見える。そこらへん軒並み(盗みに)いっているんでしょうね。常習犯の仕業かな」と語った。警察に相談はしたものの、捕まる可能性が低いことから被害届は出さなかったという。

「自分で買った花と、盗った花、そこに置けば色は一緒なんで。あとは本人のお気持ち次第じゃないですかね。枯らさないように咲かせてくれたらいいんですけど」

ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)

【映像】盗まれた赤いシクラメン
【映像】盗まれた赤いシクラメン