『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、納言の薄幸が登場。「大人に反抗するのがかっこいいと思っていたら速攻で退学くらっちゃった先生」をとして授業を行った。
▶︎動画:納言・薄幸、憧れのさまぁ~ずとの初共演を果たし「泣いちゃった」
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの黒木ひかり、FAKYのHina、BOYS AND MENの水野勝らが出演。
不良生徒が出てくる学園ドラマに影響され、中学2年生から教師に反抗するようになった幸。農業高校に進学した後も反抗はエスカレートし、5ヶ月という短期間で退学に。夢も希望もない超無気力生活を送っていた。
「やりたいことを見つけなきゃな」と思っていた幸は、録りためていた番組を見ていたとき、バラエティばかり録画していたことから「お笑いが好きなんだな」と気づいた。このときから芸人という仕事を意識するようになったという。
芸人を目指すきっかけとなったのは、お笑いコンビ・さまぁ~ずの存在だった。単独ライブのDVDを全部持っているほどの大ファンで、「いつかさまぁ~ずさんと仕事ができたらなっていうのが、私の目標でした」という。
現在、幸は芸歴10年目だが、昨年初めてさまぁ~ずと共演できたそう。10年目という節目に夢を叶えることができ、「泣いちゃった」と嬉し泣きしたことを明かした。
若林が「さまぁ~ずさんには(憧れてたこと)伝えた?なんて言ってた?」と質問すると、幸は「伝えました。『嬉しいな~』て言って、その次からは接し方がすごい優しくなりましたね」と嬉しそうに報告した。
17歳で渡辺プロダクション(通称・ナベプロ)の養成所に入学し、毎日必死でネタを考え続けた幸。学生時代は大人に反抗することがかっこいいと思っていたが、芸人を目指してからは「やりたいことで評価されることがこんなにも嬉しいことなんだ」と初めて実感したという。
最後に幸は、今大人に反抗している人たちに向けて、「叱ってくれる大人に『うぜぇ』ではなく、『ありがとう』と思おう」とメッセージを送った。