「トイレに置き忘れなんてもうしない」。そんな思いから、画期的なアイデアが詰まったトイレのトレイが開発された。
旅行帰りで気分はルンルン、だけどサービスエリアやパーキングエリアのトイレに、お土産やスマホを忘れてガッカリ気分に…。こうした忘れ物を無くそうと、NEXCO東日本北海道支社で室蘭管理事務所の職員は、トイレのトレイを開発した。
開発されたのは、いわゆる普通のトイレの鍵とは桁違いの大きさで、閉めるとそのまま小物置きになるなんとも秀逸な仕様。鍵を閉め、出るときには開けるといった当たり前の動作に合わせた、なんとも画期的なアイデアだ。
これまで最も遠い施設で、片道150kmもかけて忘れ物の確認や回収の作業を行っていた、職員の負担を減らそうと発案に至った。
室蘭管理事務所では、管轄する8カ所の休憩施設でトレイ設置前のおよそ7カ月で54件もの忘れ物が発見されていたが、設置後の7カ月間ではなんと0件に。
今月中にはNEXCO東日本北海道支社が、管轄する高速道路42カ所すべての休憩施設への設置が完了するということだ。
(ABEMA/『ABEMA Morning』より)