現在放送中のTVアニメ「呪術廻戦」が、いよいよ3月26日に最終回を迎える。今回は最終回の放送に向けて、呪術高専1年生のメンバーを演じる榎木淳弥(虎杖悠仁役)、内田雄馬(伏黒 恵役)、瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役)ら3名のキャスト陣によるオフィシャルインタビューが到着した。
【動画】アニメ「呪術廻戦」全話
ーーTVアニメ『呪術廻戦』の終盤までを振り返って、特に印象に残っていることは? 
榎木淳弥(以下、榎木) 僕は1クール目終盤の真人戦です。容赦ない展開で、メンタル的にも肉体的にも打ちのめされることが多かったので。でも、真人のキャラは好きです。“純粋悪”という感じで、向こうは向こうの都合で、蹴散らすような感覚で襲いかかってくる。だから、こちらはこちらで、同じような気持ちで闘っていました。
内田雄馬(以下、内田) あの闘いは、純粋に相手を「殺す」ことに集中していましたよね。 
瀬戸麻沙美(以下、瀬戸) 実際、虎杖も「殺す」って言っていた。以前の虎杖らしからぬシーンでしたね。 
内田 僕は、作画が素晴らしいと思いました。アクションシーンなどいろいろ印象に残っていますが、特に印象深いのは「緩急」のすごさです。たとえば「六本木に行くぞ!」と言った時に、「ろっぽんぎ! ろっぽんぎ!」って喜んでいたり。いつも死線と隣り合わせだけど、どこかに「抜きどころ」がある。シビアな状況は受け入れた上で、気を抜くところは抜くという姿勢がちょっと今っぽくておもしろいです。