アニメ「Dr.STONE」第2期の最終回と続編の制作決定を記念して、3月28日の「AnimeJapan2021」でイベント「Dr.STONE 第2期 最終話放送記念!科学王国キャストが語る“STONE WARS”」が開催された。当日はメインキャラを演じる小林裕介(石神 千空役)、佐藤元(クロム役)、河西健吾(あさぎりゲン役)が登壇し、本作のトークイベントを実施した。
アニメ「Dr.STONE」は、週刊少年ジャンプで連載されている同名の人気漫画(原作:稲垣理一郎、作画:Boichi)を原作とする作品だ。漫画は「次にくるマンガ大賞2018」(コミックス部門2位)、「小学館漫画賞」(少年向け部門)を受賞。全人類が石化した世界を舞台に繰り広げられる最強冒険譚(アドベンチャー)だ。
■イベントレポート
大盛り上がりとなった第2期の最終回の放送を受け、まずはキャスト陣より、キャラクター達の活躍を振り返り、それぞれが選んだ“唆る”エピソードを紹介することに。
小林が選んだのは、最終回より、千空と司が雑談するシーン。「ここを演じるために、第2期を頑張ってきたと感じるくらい思い入れのあるシーン。千空の素が一番出ていると思う。」と感想を語ると、周りのキャスト陣からも、「観ていて涙が出てきた」「ずるいよね~!」など、このシーンについての様々な感想が語られた。
佐藤は、第6話から、クロムが脱獄するシーンをセレクト。「第1期が終わった頃から、クロムとして成長してこのシーンを演じるにはどうしたら良いかを考えていました。」と、長い時間をかけてキャラクターを練りあげてこのシーンに臨んだことを明かした。
また、河西は、第1話の千空とゲンが会話するシーンを挙げ、「ゲンなりに色々と考えて、科学王国を勝たせるために提案した作戦。第2期を語る上でかかせないシーンだと思います。」とコメント。この後の3人で拳を交わす熱いシーンについても触れ、「この3人だからこそ、やっていけるんだなと思いました。」と第2期の物語を振り返り、感想を語った。
そして、最終回で明らかとなった続編についてもトーク。発表された最新PVでは、千空達が海を舞台にした大航海編の様子が描かれている。そこで続編へのシミュレーションとして、科学王国のメンバーから一緒に航海に出たいチームを決めるトーク「祝・続編決定 特別企画!科学王国 作戦会議」を実施。
3人で悩んだ後、航海に向けてのベストメンバーをそれぞれ発表することに。河西は「大樹、杠、千空」というバランスの良さそうなメンバーをセレクト、佐藤は「船の扱いに長けている“羽京”、何かとお役に立つ“スイカ”、戦闘要員の“コハク”」という実践的なチーム、そして小林は、銀狼のために選んだということで、女性キャラだらけの「コハク、ルリ、スイカ」という、若干偏りが見られるようなメンバーをセレクトし、周りのキャスト陣が大爆笑。それぞれが考える個性的なチ―ムを発表し、和気あいあいとしたトークを展開した。
そしてイベント最後には、ファンの皆さんへ感謝のメッセージが贈られた。
小林「第2期は、司との雑談を上手くできるように考えながら演じてきました。どう演じれば伝わるのかなと、最初から惑わされながら千空を作っていきましたが、第2期を終えて、ようやく彼が掴めたような気がします。スタッフの愛のこもった作品ですので、続編も楽しみにしていてください。」
佐藤「クロムと出会って約2年ほど時間が経ちますが、彼と一緒に成長することで、新しい世界が見えてくるような気がします。続編でまたクロムを演じられることが本当に楽しみです。」
河西「本日はありがとうございました。皆さんのおかげで、続編の制作が決定しました。僕らもつい最近知ったのですが、とても嬉しく思っています。こらからも応援を宜しくお願いいたします。」
■「Dr.STONE」第2期 最終話放送記念!科学王国キャストが語る“STONE WARS”
<開催概要>
開催場所:AnimeJapan2021(BLUEステージ)
登壇:小林裕介(石神 千空役)、佐藤元(クロム役)、河西健吾(あさぎりゲン役)
■「Dr.STONE」続編制作決定スペシャルPV
(C)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会