『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に芸人のスギちゃんが登場し、「ダメな自分をイジられたくなかった過去」を語った。
▶︎動画:「何1つ結果が出ない日々が続いてるぜぇ」スギちゃん、ブログでネガティブ発言を連発
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの伊集院光、高見奈央、AKB48の横山由依らが出演。
2008年、組んでいたコンビを解散してピン芸人になったスギちゃんは、ワイルドキャラで大ブレイク。しかし、その後作ったワイルドネタシリーズはどれもウケず、どんどん自信を失っていったという。
メンタルがやられていたスギちゃんは、不安な日々のストレスをブログに書くようになった。「今、何1つ結果が出ない日々が続いてるぜぇ」「まぁ消えるのも仕方ないなって感じだぜぇ」「何の意見も聞きたくないぜぇ」など、ネガティブな内容が明かされると、出演者たちはドン引き。
横山が「ブログってファンが見るものじゃないですか。なんでこういうことを書こうと思ったんですか?」と質問すると、スギちゃんは「ファンの方たちに、『そんなことないじゃん』『おもしろいじゃん』って言われたかったんだと思いますね」とぶっちゃけた。
このブログはネットニュースとなり、瞬く間に広まった。すると、オードリーがラジオでスギちゃんのブログをイジったという。ラジオでは、スギちゃんと直接電話でやり取りできないか?という流れになったが、イジられるのが嫌だったスギちゃんは「仕事中だから」と断ったそう。
若林は「すごいネットニュースになってたでしょ。杉山さん(スギちゃん)もだいぶやばいなって思ったら、我々の商売、しょうがないじゃない。傷口に塩塗って笑うしかない」と弁明。「このブログで、裸にGジャン着てる人が『イジられたくない』って、それは無理よと思って」と、芸人として仕方なかったという。
スギちゃんは今でこそ「イジられておけばよかった」と後悔しているが、当時は「うまく返せないと思った」という。すると吉村は「いやいや、プライドだよ。今も嘘つきましたもんね」と指摘した。図星を突かれ唸っていると、若林は「何を後輩に詰められてるんですか!」とツッコミを入れ、笑いを誘った。