カップヌードルを食べた時に誰もが一度は思ったことがあるだろう、ある悩みを解決するアイテムが登場した。
29日に新登場したのは、「残ったスープ固めるパウダー」。その名の通り、カップヌードルの残ったスープに混ぜてしばらく置くと、スープが固まり容器と一緒に燃えるゴミとして捨てることができる。日清食品が小林製薬と共同で開発した。「日清食品グループ オンラインストア」で29日からパウダーの配布を開始し、対象のカップヌードルを1つ購入するごとに1包がプレゼントされる(なくなり次第終了)。
小林製薬といえば、『あっ、小林製薬』『あったらいいなをカタチにする』のテレビCMでおなじみだが、今回パロディCMも作成。“なくてもええけど”というキャッチコピーから始まり、パウダーの説明をした後、最後は自社製品『のどぬ~るぬれマスク』もしっかりとアピールしている。
開発の背景について日清食品の広報に聞いたところ、「社内では以前から『カップヌードル』の残ったスープがアウトドアやオフィスで捨てづらいという問題があることを認識していた」そうで、「当社だけでは実現が難しかったことから、他社のお力を借りることにしました。数ある会社の中から食品に関連する製品の取り扱い実績が豊富で、安全性に関する知見をお持ちの小林製薬様へお声がけした」という。
また使い方については、残ったスープの量や温度、フレーバーによって固まるまでの時間が異なるそうで、「おおむね20~30秒で固まりますが、スープの温度が低い場合やパウダーとスープをよく混ぜなかった場合、また油分の多い『カップヌードル カレー』は固まりにくい傾向があります」と説明した。
なお、パウダーのみの販売予定はないということだ。
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