ラーメン屋店長「本当に腹立たしい」相次ぐ飲食店の窃盗被害に警察も「レジに現金残さないで」

　大阪府内で閉店後の飲食店などを狙った窃盗事件が相次いでいる。店内に設置された防犯カメラが、侵入した男たちの姿を捉えた。

　先月31日午前5時すぎ、懐中電灯を照らしながら店内に入ってきた2人組の男。2人はレジの周りを物色している。しかし、30秒ほどすると、何も奪わず立ち去って行く。よく見ると、レジは開いたまま。一体何が起きたのだろうか。

　被害にあったラーメン店の店長は「このコロナ禍の中で、どこの飲食業も大変。その中で、こういった事件があるのは、本当に腹立たしい。一番、あってはならないこと」と憤りを見せる。また、被害に遭ったラーメン店では、防犯対策で店内に売上金などを置いて帰らないようにしていた。前述の店長は「一日の売り上げを、すべて置かないようにして、店の中にある金品をゼロにして帰ることを心がけて、全グループやっている」とコメント。事前の対策で、売上金の窃盗を防ぐことができた。

　大阪府内では、閉店後の飲食店などを狙った窃盗事件が多発していて、警察がレジの中に現金を残さないよう注意を呼びかけている。

（ABEMA／『ABEMAヒルズ』より）