3日に『格闘DREAMERS』が放送され、特別コーチとして参加した“神童”・那須川天心が練習生たちに金言を連発した。
第二次オーディションとなる2泊3日の合宿の最終日、特別講師として姿を現したのはRISE世界フェザー級王者、デビュー以来44戦無敗の那須川天心だった。
アップ代わりにシャドーを始める練習生たちだったが、那須川は「アップでシャドーをやっている、これだとちょっと…」と、問題点を指摘。すると「1回ストップ!」と声がかかり、シャドーは一時中断となった。
那須川は練習生たちに「シャドーは一番大事」と言い切ると「僕は基本1人で30分ぐらいやるんですけど、シャドーというのはアップじゃないので、試合だと思ってやって下さい」と、相手の姿を思い浮かべてやるようにアドバイス。
「見ていると、なかなか“相手”が見えない。相手の顔は1個しかないのに、いろいろなところを打ったりする選手が多い」と指摘し、「シャドーは自分の想像次第で、強い相手も弱い相手もできるので、そういうところを想像しながら。そうすればもっといい動きができる」と、格闘家の卵たちに“金言”を送った。
シャドーが再開され、那須川が「攻撃だけじゃなく、防御もしっかり入れて!」「打ったらその場にいない! 動いて! 相手も動くからね」と次々と指示を飛ばすと、練習生たちの動きに変化が。
相手のいる位置を想定して攻撃をかわし、決めた的に向けて意志を持って打撃を打ち込む姿に、那須川は「みんな良くなってきた。全然違う」と笑顔に。アドバイスを真摯に実践する練習生に手ごたえを感じている様子だった。