『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、芸人の錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)が登場し、「無気力で今の仕事をダラダラ続けないための授業」を行った。
▶︎動画:電気を止められた錦鯉・長谷川、暗闇の中で髭を剃る方法に驚きの声「どういうこと!?」
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントのぺえ、黒木ひかり、フリーアナウンサーの鷲見玲奈らが出演。
まだ錦鯉がお互い出会っていない頃、2人は別々の場所で「ダラダラ貧乏生活」を送っていた。長谷川は「貧乏芸人を決めるオーディション」に金欠で行けないほどの貧乏だったそうで、出演者らは「合格ですよ!」「本当の貧乏芸人はこう」と大ウケ。
ルームシェアをしていた長谷川は、1人暮らしすることになったが、移り住んだ場所は「築60年で家賃3万円、風呂・エアコンなし、流し台が石製」という部屋だった。夏場は冷やしたペットボトルを脇に挟んで寝るなど工夫をしていたが、熱中症になって病院に搬送されたこともあったという。
そして金欠のあまり電気代が払えず、とうとう電気を止められてしまった。当時、長谷川は牛丼屋でバイトをしており、夜10時からのシフトだったため、暗闇の中で身支度をしなければならなかった。
T字カミソリで髭を剃るのは明かりがないと危ないと思った長谷川は、ある方法を思いつく。それは、部屋の近くにあった信号機の明かりで自分の顔を照らしながら剃るというやり方だった。
「信号機の明かりで髭剃ったことある人はわかると思うんですけど……」と言い出すと、出演者らは一斉に「いないいない!」とツッコミを入れた。
続けて、長谷川は「青だと見やすいんですけど、赤だと見づらいの!」といい、「だから、青のとき剃って、赤のとき手を止めて。家の中で、信号守った」とオチをつけると、出演者らは大爆笑。若林は「素敵な話」と拍手し、吉村は「素晴らしい!」とスタンディングオベーションで絶賛していた。