将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が4月9日に行われ、佐藤康光九段(51)と森下卓九段(54)が午前10時から対局を開始した。勝者はAブロック決勝に進出する。
佐藤九段は、1987年3月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:28期)、順位戦 A級(A級以上:24期)。タイトル通算13期、永世棋聖の有資格者。棋戦優勝も12回を誇る。日本将棋連盟会長という重責を担いながら、トッププレイヤーとしても活躍し続けることで、多くの棋士から尊敬の念を抱かれる存在だ。
森下九段は、1983年9月に四段昇段。タイトル戦は出場経験が6回。棋戦優勝は8回を誇る。弟子には若手実力者として知られる増田康宏六段(23)がいる。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する九段戦は3組に分かれ、各組優勝の3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は森下九段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






