4月9日、TOKYO DOME CITY HALLにて、芸能事務所・アミューズの若手俳優「チーム・ハンサム！」が出演するファン感謝祭ライブ「HANDSOME LIVE 2021“OVER THE RAINBOW”」が開催。ユニークなフリートークに定評のある渡邊圭祐（27）がモノマネを披露し、ライブを盛り上げた。
今年で16年目を迎える同イベントは、2005年からスタート。アミューズ所属の若手俳優たちが歌、ダンス、ミュージカル、フィルムなどでファンに直接感謝を伝えるライブイベントで、これまでに三浦春馬さん、佐藤健、神木隆之介、吉沢亮など数々の人気俳優が参加。「HANDSOME LIVE 2021“OVER THE RAINBOW”」ではライブ配信も実施された。
今回出演したのは、渡邊のほか、石賀和輝（24）、太田将熙（26）、甲斐翔真（23）、小関裕太（25）、鈴木仁（21）、富田健太郎（25）、新原泰佑（20）、兵頭功海（22）、福崎那由他（19）、藤原大祐（17）、細田佳央太（19）、松岡広大（23）、溝口琢矢（25）の14人（溝口は4月9日夜公演、11日夜公演のみ出演）。
ライブは全員で歌う「New Beginning」で始まり、４曲をノンストップで披露。その後のMCタイムでは、メンバーたちがそれぞれ観客に向けて挨拶。小関は「本日はお越しいただきありがとうございます。ペンライト、うちわ、拍手、そして手振り、全部見えています！楽しんでいきましょう！」と煽り、ファンのハートをがっちりキャッチ。しかし、中盤で富田が「タージャーハオ（大家好）」と中国語で挨拶をしだすと、その後の溝口、兵頭も中国語風に挨拶するなどギャグモードに。藤原は、友人に教えてもらったというフランス語で挨拶し観客を湧かせ、最後の順となった渡邊もそれに乗っかり、中国語風に話しキメ顔。続けて「“シニアハンサム”の渡邊圭祐です。今日は本当に楽しんでいってください」と自虐を交えて挨拶し、観客の笑いを誘った。
ライブ中盤では、石賀、太田、鈴木、富田、兵頭と「振り向いて…トゥナイト」を披露した渡邊。冒頭で「ここでおもしろいこと言う予定～♪」と自らハードルをあげつつも、バブリーな雰囲気を漂わせながら情感たっぷりに歌い上げた。そして、曲の最後に「ありがとう～…あ～水飲みたいよ、早く～」と付け足し、伏線回収。“シニアハンサム”的にぼやきに観客は大爆笑だった。
今回のライブでファンとの絆を再確認したメンバーたちは、ライブ終盤のMCタイムで熱い想いを爆発させた。「皆さんには感謝しかありません。去年の今頃は疲れたくてしょうがなかった。明日も明後日も二講演あります。めちゃくちゃ疲れるはずです。めちゃくちゃ幸せな疲れです。みなさんありがとうございました」（甲斐）、「この一年は時が止まったかのような日々でした。でも今日ライブをやってみてようやくが時が動き出しました。皆さんとこの時を共有できて幸せでした。またライブをやりましょう！会いに来てください！」（松岡）、「本当に素晴らしい時間。声の代わりに素晴らしい拍手をいただきました。ありがとう。大好きだよ。（中略）ピンスポを当ててくださっているスタッフの皆さんも音楽に合わせて一緒に手をふってくれて、この空間全体でこの講演が出来上がっているなと実感じます。OVER THE RAINBOWというのは虹の向こう側と言う意味。ここで虹がかかって、その先に何があるのだろうとそういう気持ちで僕はここまできました。素敵な虹を皆さんと作れたと思います。本当にありがとうございます。そして虹の向こう側を楽しみにしていてください！」（小関）などと、ファンや関係者に対する感謝の想いが口々に語られた。
その中で、渡邊も彼らしいやり方で想いを表現。「去年、僕はちょっとだけ終わりにモノマネをしたんですけど、そのときに誰もうちわをあげてくれなかったんです」と切り出すと、「今日はみんな尾ひれを上にあげてくれよな～！」と東京ディズニーシーの人気アトラクション「タートル・トーク」のモノマネを披露。「お前たち～最高だぜ～！」と、海亀・クラッシュのセリフを大声で響かせ、会場を盛り上げていた。
なお、同ライブで渡邊は大人の魅力満載なクールな表情ももちろん披露。渡邊がベース、甲斐がボーカル、鈴木がギター、細田がドラムを担当するバンド「 Conflict（コンフリクト）」（「葛藤」の意）を結成し、「SEIZE THE DAY」を演奏。曲中ではラップにも挑戦していた。
イベントは同日から11日（日）まで、計6公演行われ、PIA LIVE STREAM、U-NEXT、LIVESHIP、LINE LIVE-VIEWING、LINEチケットにてオンライン配信チケットも販売されている。
