12日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、3時のヒロイン・福田麻貴が容姿ネタを止める宣言をしたことについての真相を語った。
この日は「いろんな楽しみ方を教えます! 春のお笑いオリエンテーションSP」と題して、納言・薄幸、ヒコロヒー、福田、吉住をゲストに招き、“お笑い初心者”の視聴者に向けて今面白い番組や芸人、お笑いの楽しみ方などを紹介していった。
▶動画:3時のヒロイン・福田、容姿いじりについて言及(1時間19分頃~)
井戸田潤は福田が自身のTwitterで「容姿に言及するネタを捨てることにしました!」と言及をしたことに触れた。
あと今度改めて詳しく書きますが、この数週間で容姿ネタに関してじっくり考える機会が何度かあって、私達は容姿に言及するネタを捨てることにしました!思いはまた書きます。エンタはそう決める前に収録したもので、さらに別番組で5月にもう一本そのようなネタが放送されますが、以降は作りません。
— 3時のヒロイン 福田麻貴 (@fukudamaki) April 8, 2021
福田はこのツイートについて、あるお笑い番組で自身の顔をイジるコントがあった際に、視聴者から「いつまで容姿イジりをやっているの?」といった批判的な反応があったと話す。自身としてはお笑いとして前向きに受け止めていたものの、「容姿イジり」について考えるきっかけになったという。
また、別の情報番組では3時のヒロインのゆめっち、かなでの体型をイジっていたところ、番組のプロデューサーから「この番組は主婦のみなさんの好感度とかが大事な番組なので」と注意され、“体型イジりNG”になってしまったのだとか。
「手詰まり感」もあったという福田は、劇場でも容姿イジりが徐々にウケなくなってきていると感じており「(容姿をイジるのは)ウケないし、誰かが傷つくのなら」と、今回の決意に至ったことを明かした。
福田は「芸人は欠点になるべき容姿が個性として武器になる」と、メリットを説明をしながらも「その感覚が視聴者には特殊すぎて染みわたらない、そこの“ねじれ”が起こってる」と、「容姿イジり」と「お笑い」は難しい問題であるとも補足をした。