将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が4月14日に行われ、佐々木勇気七段(26)が片上大輔七段(39)に73手で勝利した。佐々木七段は午後7時から、本戦出場をかけたブロック決勝に進出した。
佐々木七段が矢倉、片上七段が雁木に構えて始まった一局は、佐々木七段が相手陣にと金を作ったあたりから、徐々に形勢でリード。中盤で激しい攻防が始まってからは一手ごとにリードを広げる展開となり、持ち時間も10分以上余す快勝となった。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)