将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が4月14日に行われ、佐々木勇気七段(26)が飯島栄治八段(41)に91手で勝利、ブロック優勝を決め、本戦出場を果たした。
午前中の対局に勝利、本局に臨んでいた佐々木七段は、得意戦型である横歩取りで公式戦8連勝中と好調の飯島八段に挑むと、激しい攻防を制して中盤から飯島陣に深く切り込むことに成功。攻めの速度で上回り続けると、相手に反撃の機会を与える間もない快勝を収めた。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)