17日に『格闘DREAMERS』が放送され、元DREAMフェザー級王者で総監督を務める高谷裕之がオーディション参加者の不真面目な態度に激怒。「ちょっと舐めてる」と不快感を露わにする一幕があった。
高谷が怒りの矛先を向けたのは2次オーディションを通過した参加者の一人で、主に地下格闘技で経験を積んできた名津井颯。2泊3日の合宿形式でおこなわれた2次オーディションで名津井は、初日最後のスパーリングに参加しなかったことから「普通だったら終わり」など高谷から最後通告を突きつけられたものの、その後のスパーで結果を残し、持ち前の勝負強さで生き残った。
2次オーディション通過者たちはその後、最終決戦のためにGENERATIONSチーム、RAMPAGEチーム6名ずつのチームに分けられたが、どの選手もチーム分けをする前から自主的に高谷のジムに通い始めていたという。しかし名津井は「こっちに来て練習する」と言っていたにも関わらず練習場には姿を現さなかったとのことだ。さらに高谷のもとに地元で取り組んでいた練習内容を送ってきたというが、その中身について高谷は「ふざけた練習内容」と厳しい表情で切り捨てた。
高谷の前に現れた名津井は「すいませんでした」と頭を下げたものの、高谷は「お前みたいな奴、結構いるけどさ。そんな奴が練習ちゃんとやってきたと思えない。舐めてる」など言い放つと、総合格闘家・平本蓮の弟である丈を招集。名津井との入れ替え戦を敢行することになった。
3分3ラウンドの総合ルールで実施された入れ替え戦は、2ラウンド30秒、丈がフロントチョークによるレフェリーストップで圧勝。名津井は「やっちゃったな…としか言いようがない」など無念の言葉を残して姿を消すことになった。その一方、弟・丈の勝利に安堵した平本蓮は「こんな心から喜べるのマジで初めて」と喜びを爆発させていた。