WDsoundsのオーナーであり、近年はMEJIRO ST. BOYZやRIVERSIDE READING CLUBでの活動、「ヒップホップ・アナムネーシス」にインタビュー掲載される等、様々な壁を普通に小径からタターっと抜けていくJ.COLUMBUSがEP「RUINS」をWDsoundsよりリリース。デジタル配信は2021年4月29日を予定しており、同日は小岩BUSHBASHにてリリースパーティーが開催される。
J.COLUMBUS ruins EP
WELL COME prod. YOSHIMARL
GOOD LIFE remix feat. MUTA ( JUMANJI ) prod. DJ FRESH
BEST COAST feat. ERA prod. NARISK
ALL GOOD feat. RENA ( JUMANJI ) & META FLOWER ( LSBOYZ ) prod. DJ HIGHSCHOOL
WDSD 0051 / 2021年4月20日発売
価格 ¥ 1500 + 税
MIXED & MASTERD BY Aru-2
PHOTO BY Teppei Hori
白地に黒く並んだ文字。MonochromeというよりもNoir。やっぱり小説に近い、J.COLUMBUSのラップのイメージ。でも、真実が語られるのはいつもきっとこんな語り口。LIFEから慎重に取り出され、とても丁寧に書き写された街の言葉、心象風景。真実とディティール。あらすじや説明は無いけれど、そこにはたしかに特別な意味とFlowがある。ビートとライミング、仲間との“会話”で編み込まれた意味と真実。ビートにのって知らない街を歩くようにリリックを追いかける、情景が浮かぶ、感情に触れる、通りの名前の意味も分かった気になる。素晴らしい音楽、言葉には発見と解釈があって、“あなた”の物語も浮かびあがらせる、それも肯定された気がするこの音楽はとても深く、多分“解決”していないことで開かれている。あの短編小説や人生と同じように。つまり、このラップ・ミュージックは自分がどう生きたかに等しい。今を肯定し明日信じて歩く音楽 from NORTH TOKYO。J.COLUMBUSの新しい物語。Classicへようこそ。 ( ikm / RIVERSIDE READING CLUB )