母親と服をシェアする男子も? Z世代の“恋バナ”「親に自分から話す」男女共に5割以上
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 今月、マーケティングチームのSHIBUYA109 lab.が「Z世代(※1990年代中盤以降に生まれた世代)の家族に対する意識・実態」の調査結果を発表した。

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 対象になったのは、15~18歳の男女高校生。家族に対する考え方やコミュニケーションについてヒアリングした。

 「恋愛について、親にどの程度自分から話しますか?」という質問に「話す」と答えた女子は56%で、その内「自分から話す」は31%、「聞かれたら話す」は25%だった。男子は52%が「話す」と回答し、「自分から話す」は30.1%、「聞かれたら話す」は21.9%という結果に。男女ともに、親と恋愛について5割以上が話していた。

 家族内で服をシェアしている人の割合は、全体で39.4%、男女別に見ると男子は26.3%、女子は52.5%だった。また、母親と服をシェアしている男子高校生は約9%いた。

母親と服をシェアする男子も? Z世代の“恋バナ”「親に自分から話す」男女共に5割以上
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 この結果にSHIBUYA109 lab. 所長の長田麻衣氏は「男の子が自身の恋愛について、親に31%も自分から話していたのは意外だった」と話す。

「Z世代は、親とフラットな関係を築いている男の子が多い。親の仕事の愚痴を聞く代わりに、自分の恋バナも友達感覚で話している。K-POPアイドルのようなスキニーパンツが流行っていることもあり、母親と服をシェアする男の子も約9%いた」

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 続けて「親の価値観について、古いと感じることについて教えて下さい(複数回答可)」の質問には「古いと感じる価値観はない」が最も高く37.1%だった。このデータからも、親と自然な関係を構築しているZ世代の多さが浮き彫りになった。

 4位の「ネット上の出会いに否定的」について長田氏は「Z世代はSNS上で自分と同じ趣味の人を探してつながることが普通になっているが、親の世代からすると怖い」と分析。5位の「男性の美容に否定的」にも「男の子が化粧品を使うことは当たり前になってきている」と言及。コンシーラーを使って肌を綺麗に見せようとする男の子がいるのは、もう普通になっているという。

 SNSを通じてZ世代が出会うさまざまな価値観。家族に対する考え方だけでなく、嗜好やライフスタイルにも変化が生まれているようだ。

ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)

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