将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が4月22日に行われ、小林健二九段(64)と木村一基九段(47)が午後2時から対局を開始した。勝者は午後7時から、本戦出場をかけたブロック決勝で森内俊之九段(50)と戦う。
小林九段は、1975年12月に四段昇段。竜王戦6組(1組:1期)、順位戦はフリークラス(宣言)。2回の棋戦優勝がある。
木村九段は、1997年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:12期)、順位戦B級1組(A級:5期)。タイトルは王位で1期。棋戦優勝は2回。粘りには定評があり「千駄ヶ谷の受け師」の異名を持つ。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する九段戦は3組に分かれ、各組優勝の3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は木村九段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)