将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が4月22日に行われ、木村一基九段(47)が小林健二九段(64)に87手で勝利した。木村九段は午後7時からブロック決勝で森内俊之九段(50)と対戦。勝者が本戦出場となる。
先手の木村九段が居飛車、後手の小林九段が四間飛車の対抗形で始まった将棋は、序盤の構成段階から早くも木村九段がリードを奪うと、駒がぶつかり合ったあたりからははっきりと優勢に。持ち時間、各1時間の対局ながら、対局時間は1時間8分というスピード決着で木村九段が決勝に進んだ。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する九段戦は3組に分かれ、各組優勝の3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)