エロスを連想させるアート作品の数々…現代の春画が集う“nuranura展”とは?
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 近年、海外でクールなジャパニーズ・カルチャーとして人気を博している春画。4月26日に放送されたABEMA給与明細」では、そんな春画を現代風にアップデートした“nuranura展2021”へと潜入。様々な現代アーティストによる個性溢れる作品の魅力を探った。

【動画】エロスで描くアート作品の数々

 “nuranura展2021”は、古くは奈良時代に誕生したとされる春画をモチーフに、様々なジャンルの現代アーティストたちが作品を発表したイベント。展示されているのはエロスを連想させるアート作品の数々で、絵画や彫刻から写真、映像、漫画、パフォーマンスまで様々だ。主催者の高木一芳さん(52)によると「現代作家さんが春画を現代の感覚で解釈して表現する場にしていこう」と考えて開催したそうで、展覧会名については「葛飾北斎が実は春画も描いていたんですね。その時の雅号の一つに“鉄棒ぬらぬら”というのがあって、そこからいただいて“nuranura展”にしました」と由来を明かした。

エロスを連想させるアート作品の数々…現代の春画が集う“nuranura展”とは?
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 出展作家の一人で現代アーティストのMITSUYOSHI TOMIKAWAさん(46)は、ドナルド・トランプやマリリン・モンロー、スティーブ・ジョブズといった著名人の肖像画を、精子をモチーフにしたユニークな手法で描いた作品を発表。制作手法について「性的なコンプレックスがあるんです。描きたいモノに対してコンプレックスや欲望があることは大事だと思うので、そういう意味で精子をモチーフに描くようにしています」と語る彼は、「いつも描くときはAVを聴きながら我慢した状態で描いていて。そうすると描いている精子が活きがよくなる」と明かした。

 他にも、彫刻家のKENICHI ASANOさん(40)は天狗をモチーフにした立体作品を出展。「天狗の鼻の先にモーターとセンサーがついていて、握ると振動する」そうで、「立体は気持ち悪い・グロテスクと言われがちですが、立体でエロティックな作品も普通に飾れるようなイメージがあったので、作りました」と説明した。さらに「拘束ベッドでドキドキしてもらえたらいいかなと思って」と語るガラス作家のP.P ★★★ CRYSTALさんは、ベッドの上に拘束されたモデルの女性が仰向けになる作品を出展しており、取材時は別の女性が手袋をはめて“いたずら”をすることで楽しんでいた。

(ABEMA/給与明細より)

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