将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が4月27日に行われ、谷川浩司九段(59)と行方尚史九段(47)が午後2時から対局を開始した。勝者は午後7時から行われるブロック決勝に進出。佐藤康光九段(51)と本戦出場最後の1枠をかけて対局する。
谷川九段は、1976年12月に四段昇段。竜王戦4組(1組以上:22期)、順位戦B級2組(A級以上:32期)。名人5期で、十七世名人の有資格者であるほか、通算タイトル数は現役3位、歴代5位の27期。棋戦優勝も22回を数えるレジェンド棋士だ。
行方九段は、1993年10月に四段昇段。竜王戦3組(1組:7期)、順位戦B級2組(A級:6期)。棋戦優勝は2回。粘り強い将棋が魅力の居飛車党だ。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する九段戦は3組に分かれ、各組優勝の3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は行方九段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)







