将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が4月27日に行われ、行方尚史九段(47)が谷川浩司九段(59)に69手で勝利した。この結果、行方九段は午後7時から行われるブロック決勝に進出。佐藤康光九段(51)と本戦出場最後の1枠をかけて対局する。
相掛かりで始まった一局は、序盤から行方九段がリードを奪うと、中盤、終盤とそのまま優勢を拡大。本格的な終盤に入る前にも厳しい手を放ち、谷川九段が投了した。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する九段戦は3組に分かれ、各組優勝の3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)