26日、中国外務省の趙立堅報道官が自身のTwitterに“あるイラスト”を投稿し、物議を醸している。
「葛飾北斎が生きていたら、日本の核の水にとても憂慮していただろう」(中国外務省・趙立堅報道官のTwitter)
【映像】富士山の場所には“原発” 葛飾北斎と酷似した浮世絵(拡大図あり)※4分40秒ごろ~
イラストは葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」の1枚に似ているが、よく見ると、富士山は原子力発電所とみられる施設に描き換えられている。舟には、放射能マークのバケツから、処理水らしき液体を海に捨てる防護服姿の人物。東京電力福島第一原発の処理水を海洋放出する、日本政府の方針について批判するものだと思われる。
このツイートをみた茂木敏充外務大臣は「報道官のレベルのツイートに、外務大臣として、いちいちコメントすることは致しません」とした上で「今回の件については、外交ルートを通じて既に直ちに、厳重に抗議をして削除を求めているところであります」とコメント。日中両国で波紋が広がっている。
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