廃棄していたバームクーヘンの“みみ”を商品化 「1グラムでも捨てられるものを減らしたい」取り組み
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 一見、普通のバームクーヘン。しかし、実は“環境にやさしい”バームクーヘンになっている。

【映像】バームクーヘンの製造工程

 「バームクーヘンは通常、丸太のように焼いていくんですけど、その端っこ。両端の耳の部分を初めて商品化したものです」(たねや広報担当・青木志歩さん)

 洋菓子を販売する「CLUB HARIE」で毎年出ていた、5.2トンの廃棄。「捨てられてしまうものを減らしたい」という思いから、これまで販売することのなかったバームクーヘンを丸太からカットする際に出る“みみ”の部分を「MIMI」として商品化した。

廃棄していたバームクーヘンの“みみ”を商品化 「1グラムでも捨てられるものを減らしたい」取り組み
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 「今までは商品化されることなく廃棄していたところになっておりまして、1グラムでも捨てられるものを減らしたいという思いから、召し上がってもらってもおいしい部分になっているので、今回商品化することにしました」(同)

 去年8月には、エコをテーマにした新業態「CLUB HARIE e-challenge」を東京駅内にオープンさせた。

 年間720万個売れるバームクーヘンの端っこは、また違った食感が楽しめると反響を集めている。「MIMI」シリーズは756円から購入できる。

ABEMA/『ABEMA Morning』より)

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