4月29日(木)19時50分より『KINGDOM : LEGENDARY WAR』♯5が、ABEMAにて独占配信された。2次バトルでは、各グループがそれぞれ別グループの曲をアレンジし、パフォーマンスを披露する内容になった。全グループがバトルを終えると、出演者独自の評価と専門家評価の合算結果が発表され、衝撃の展開に言葉を失うグループもあった。

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悔し泣きするStray Kids、言葉を失うTHE BOYZ…2次バトルの衝撃結果にスタジオもピリつき…1位はあのグループに!
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 『KINGDOM : LEGENDARY WAR』は、人気と実力を兼ね備えたボーイズグループ6組が、王座をかけて真剣勝負を繰り広げる番組。出演グループは、BTOBiKONSF9Stray KidsATEEZに加え、昨年Mnetにて放送された前哨戦『Road to Kingdom』で勝ち上がったTHE BOYZ。それぞれのグループが、与えられたテーマに沿って、ダンスやセットなどシーンすべてを自分たちで作り上げて対決する。なお、MCは東方神起が務めた。

 2次バトルのテーマは「RE-BORN」。「RE-BORN」は「生まれ変わる」という意味だが、6つのチームのうち、曲を変えて歌うチームを決め、そのチームの曲を各グループの解釈で「RE-BORN」させてほしい、というお題内容だった。トータルの点数は1次バトルと同じく2万点となり、内訳については、出演者独自の評価が25%、専門家評価が25%、ファンが参加できるグローバル評価が40%、10%がパフォーマンス動画の再生回数。そして、ATEEZがiKONを、BTOBがStray Kidsを、THE BOYZがSF9の曲をアレンジして披露することになった。

憧れのiKON『RHYTHM TA』をATEEZがパワフルなパフォーマンスで魅了!「僕たちの曲じゃない」

 4番目に披露するのは1次バトルの中間結果が1位だったATEEZ。彼らが楽曲交換で指名したのは、憧れのiKON。曲決めになると、ATEEZメンバーは口々に「本当に格好いい!」「好き!」とiKONへの思いをぶつけあう。「お母さんとコンサートを見に行ったことがあります。本当にすごいと思いました」、「学生時代にステージを見て、夢を見ました」、「学校のお祭りでも歌ったし、フェスティバルでも歌いました」と熱量高めに思い出を話し、「カバーすること自体がすごく光栄!」と興奮を隠さない。

 結果、『RHYTHM TA』を選んだATEEZ。ホンジュンは、「編曲できる要素が多いですし、コンセプト的にいろいろ思い浮かんだ」と勝機が見えた様子。「初めてのバトルのとき、すごくストーリー性があるって言ってたよね。『RHYTHM TA』も、僕たちが言わなくても見ている人が“彼らはこういうものを演出している”とわかるようにやればいいと思います」と全体像を見据える。

 その後は全員でレッスン室に集まり、ダンスレッスンを始めた。さらに、「アクションをやる場合には、実際にやっているのとやらないのでは、違いがある」と言い、メンバーでサバイバルゲームに興じる場面も。「僕たちが楽しまないと」と掲げる反面、実のところ「iKON先輩の反応が気になります。正直、認められれば平均以上にはいけると思います」、「1位だったからそれにふさわしいステージを見せたいです」と本音ものぞかせた。

 ステージでは、車の中でメンバーが腰を掛ける場面から始まった。暗転した後はマスクをつけ、犯罪集団にも思えるダークな世界観に一気に引き込む。メンバーが飛び出し、ひとりずつラップを披露。激しいB―BOY風のダンスには、「格好いい!」とiKONからも思わず声が上がる。その後も、綱を使い登るようなパフォーマンス、ホンジュンが金庫を開けるような仕草を見せるなど、ストーリー性豊かに場面を変えていく。ラストにかけては、飛行船も登場し、空から紙を降らせる中、全員でしっかりと踊る流れに。最後は1次バトルで使用した砂時計を、奪い去るような動きで終了し、ストーリーの意外なつながりも表現した。

 食い入るように見つめていたiKONは、「ストーリーがあるね。とにかくすごい」と言い、「本当に上手すぎる。ATEEZらしい歌だった。僕たちの曲じゃなかったと思う」と絶賛。「iKONの歌をそのままカバーするわけではなく、自分たちのカラーに変えて、まったく違うものだった」とテーマにそぐうものだったと評価していた。

 歌い終わったメンバーたちも、「格好よく見せたかった。先輩たちを見て夢をはぐくんできた子どもたちが、先輩にこのようなステージを見せられるなんて幸せでした」と、やり切った表情。「燃え尽きました」、「やればやるほど、バトルをするたびに達成感を感じる」と言い合い、「一生懸命頑張ったメンバーに拍手」と全員拍手で締めていた。

BTOB・ミンヒョク、ムキムキ上裸を惜しげもなく披露! Stray Kids『Back Door』をエンタメ要素たっぷりにアレンジ

悔し泣きするStray Kids、言葉を失うTHE BOYZ…2次バトルの衝撃結果にスタジオもピリつき…1位はあのグループに!
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 続く5番目はBTOBが登場。歌で聴かせる彼らに対し、まったくカラーが異なるStray Kidsと曲を交換することに。メンバー会議では、Stray Kidsの印象的な曲を挙げ、ホワイトボードに書き出していく。悩みながらも「“さすがはBTOBだよね”って言われたい。BTOBらしいステージをいかにつくるかがポイント」と目標を決める。「どの曲を選んでも、オリジナル自体はパワフルでカラーが違う。僕たちのカラーで新しい曲のように作り直したい。『Back Door』でOK?」と曲が決定する。「僕たちとは全然違う曲なので、視聴者の皆さんに斬新な『Back Door』を届けたい」と、メンバーたちは盛り上が。

 その後は「プニエル、(Stray Kidsと)友達だよね?電話してみたら?」と、電話するように促す。本当に電話をかけると、Stray Kids側は着信の名前を見て、「わーーーーっ!」と大興奮。「候補は何にした?」、「内緒です」などわちゃわちゃやり取りが行われ、最後はStray Kids側から「質問したいです。Stray Kidsの中で、一番好きなメンバーは誰ですか?」と尋ねた。緊張感が走ったが、チャンソプは答える前に黙って電話を切った。これには「わーっ」とStray Kidsの面々が騒ぎ、「楽しみにしてたのに」、「緊張した」、「期待してたのに」と興奮気味に口走る。BTOB側からの意見としては、「誰かひとりを選ぶことはできない。推しメンは全員、愛してます!」と気持ちを込めていた。

 その後はそれぞれヴォーカル、パフォーマンス、ラップ、編曲など思い思いに練習に励む。チャンソプは、「オクターブが高すぎるんだけど‥手加減してほしい…」とピアノに向かって苦戦しながらもヴォーカルレッスンに打ち込んだ。ミンヒョクはStray Kidsのパフォーマンスのビデオを見ながら、振り付けを考えるが「ほれ込んじゃう」と思わずビデオに見入っていた。

 本番に入る前には、MCチャンミンから「信じて聴くパフォーマンスから、信じて聴いて見るパフォーマンスへと範囲を拡張しているBTOB」と信頼の置ける紹介を受ける。「ステージ1」と書いてあるところへ向かうウングァンの楽屋裏セットが映し出されると、Stray Kidsは「コンサートみたい」「『Back Door』だ!」と、わっと喜ぶ。ロック調にアレンジされた楽曲に合わせるように、メンバーも次々に挑発的な表情を見せた。チャンソプは鏡を見ながら歌い始め、次のミンヒョクは妖艶にたたずみ、プニエルが得意のラップで攻めた。

 その後、そろってステージに向かうと、ほかのグループは「本当にステージにあがるんだ!!」と期待で声を弾ませる。ウングァンが自慢の4オクターブの声を響かせると、Stray Kidsは「これが僕たちの曲!?」と半信半疑の表情ながら、全員がスタンディング。さらにパフォーマンスは続き、最後にミンヒョクがタンクトップを破り、引き締まった腹筋を披露すると、SF9も「一緒に引きちぎりたい…」と憧れの視線を送っていた。

 終了後、ほかのグループは「感動」、「本当に幸せ」、「大満足」、「本当に卓越してる」、「うまくこなしてる。LAのショーのようなステージだった」と賞賛の言葉を相次いで寄せた。カバーされたStray Kidsは、終始興奮の表情でステージを見ていたが、「BTOBフォーエバーです!!」、「僕たちの曲をもっと光るように編曲してくれました」、「声も素晴らしかったです」、「愛おしいステージでした」と瞳をキラキラさせていた。

「上手くできなかった…」Stray Kids・アイエンが涙、BTOBの『I'll Be Your Man』に悔い残る

 そして、最後の登場となったのは、Stray Kids。メンバー内のユニット・3RACHAがカバーすることになるBTOBと対面し、互いの曲を聴かせ合う展開に。何をやるかと探り合う彼らだったが、結果、Stray Kidsは『I'll Be Your Man』を選択した。「多くの人が知っている曲なので、Stray Kidsがやったとき、やりたい表現やしたいものが何かを見せたいです」と編曲に力を入れる。「オリジナルは愛する恋人同士。その対象を自分にとって大事な人に置き換えよう」と、3RACHAは頭を悩ませながら表現の方向を決めていく。

 その頃、3RACHA以外のメンバーは指輪を作る施設に向かう。「今回込めたいストーリーは大切な人を守る内容です。大切な人はSTAY、メンバーです。作り上げてステージで見せれば、もっと響くと思います」と、文字が刻印された指輪を作る。作り終わると、その指輪を3RACHAに渡し、メンバー同士で決意を示し合った。

 さらに、原曲が高いキーであり、技術を駆使する必要があることから、今回はヴォーカルチームの力量が試される展開になることも予想された。BTOBメンバーも「元のキーで歌うのかな?本当にすごいと思う」と彼らの喉を心配。Stray Kidsヴォーカルチームは、「元の曲に届かなかったらどうしよう」と不安な顔を見せながら、「みんなで祈ろう」とレコーディングに臨む。「発音ははっきりしたほうがいいと思う」、「もう少し頑張って」と、歌唱を担当しないメンバーもエールを送りながらレコーディングを終え、何とか本番を迎えた。

 神話のような世界観が表現されたステージのもと、前半はヴォーカルの歌声で聴かせた。途中で子どもが登場し、姿を消すと、一気にダークな展開へ。ほかのグループも「何だ?これ」とざわざわ。「悪魔なのかな?」「これは心臓?」とアイテムや独特の世界、血の演出などに驚きの表情を見せる。しかし、節々で差し込まれるハーモニーには「鳥肌が立った」「チャンビン、かっこいいな!」と心を持っていかれていた。終了後は余韻が残ったためか一瞬静まり返ったものの、「子どもを助けようと悪魔に魂を売って、グレー(パート)が過去だったんだね」と合点がいったようで、「Stray Kidsも違う形をみせようと頑張ったんだね」とうなずき合っていた。

 しかし、終了後、アイエンは思わず涙をこぼしてしまう。「思っていたよりうまくできなくて…」と悔し泣きが止まらず、「とても緊張したせいか、力が入っちゃって40%くらいしか見せられませんでした。僕のせいで、ステージがちょっと、いや、かなり…」と言葉も出ない。アイエンを気遣うメンバーは、「そんなことないよ、大丈夫だよ」、「大きくなって抱きしめることもできない。成長過程だよ」、「僕も実はかなりミスしたよ」と精一杯励ましていた。

2次バドルの評価に言葉を失うチームも…スタジオもピリつく衝撃の結果に

悔し泣きするStray Kids、言葉を失うTHE BOYZ…2次バトルの衝撃結果にスタジオもピリつき…1位はあのグループに!
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 番組の最後には、2次バトルの専門家評価が発表された後、出演者評価も合算された結果がMCチャンミンの口から伝えられた。6位はTHE BOYZで919.540点。専門家評価が2位だっただけに、あまりにかけ離れた結果に、メンバーは言葉を失う。「こうなると、1票ももらえなかったってことだよね…」と落ち込む彼らだったが、「これは覚えておこう」、「最下位でしたけど、この危機を克服して、素晴らしいステージで変化していこう」と何とか気持ちを立て直していた。

 いきなりの番狂わせにスタジオがピリつく中、5位が発表され、1072.797点でStray Kidsとなった。「とても衝撃的だった」と悲しい顔をしたメンバーだったが、「残念な順位になりましたけど、次回はもう少し歯をくいしばって、気合いをこめて1位を狙いたいです」と話す。4位は1695.402点でiKON。初回の6位から1位ずつ順位を上げ、面目躍如といったところか、メンバーも「ワンランクアップしたね」、「1段階ずつ、のぼりつめたい」「亀みたいなスタイルで」と、どこか順位に納得していた様子だった。

 続いて、3位は2021.073点でBTOBとなった。うれしそうな表情を見せながらも、1位と2位の行方が気になる様子。最後に1位と2位が同時に発表され、1位が2155.172点でATEEZ、2位が2136.015点でSF9となった。1位キープとなったATEEZは、「こんなに素晴らしい結果を得られて、本当にうれしいです。それだけ次のステージでも1位らしく成熟したステージを見せたい」と意気込んだ。2位のSF9は前回から大幅なジャンプアップに「思いもよらない順位だったので、本当にありがたいです。浮き沈みがあったので、3次バトルの目標は必ず1位」と、目標を新たにしていた。

悔し泣きするStray Kids、言葉を失うTHE BOYZ…2次バトルの衝撃結果にスタジオもピリつき…1位はあのグループに!
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 2次バトルまでが終わり、次は3次バトルがスタート、果たしてどんなテーマと内容になっているのか?次回の『KINGDOM : LEGENDARY WAR』は5月6日(木)19時50分より日韓同時で無料放送(※無料見逃し配信はなし)

悔し泣きするStray Kids、言葉を失うTHE BOYZ…2次バトルの衝撃結果が明らかに(#5)
悔し泣きするStray Kids、言葉を失うTHE BOYZ…2次バトルの衝撃結果が明らかに(#5)
【2次バトル・前半戦】他グループの楽曲をアレンジ
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