『ビッグダディ』として知られる林下清志氏が7日に自身のアメブロを更新。見ず知らずの親子の会話を聞いて思ったことを明かした。
この日、林下氏は「お父さんと息子さんと思われる二人組の御来店がありました…」と報告。「『何でも好きなものを喰えよ』というお父さんの声の張りに少し違和感を感じてチラリと見ると、顔も骨格も髪質もよく似ていて“いかにも親子”にしか見えません」と来店した親子について説明した。
続けて「『たまにしか会えないんだから、遠慮するなよ』というお父さんの言葉を聞いた瞬間、胸が熱くなりました」とその時の心境を告白。「『そうか…お父さんはたまにしか会えない息子に“男は腹から声を出して堂々と自分の言葉を発しろ”ということを伝えたいんだな』そう、思ったからです」と胸が熱くなった理由を説明。「男はそういう生き物です。単純なのです」と自身の考えをつづった。
また、たまたま来店した親子を見て「子育て時代を思い出して『そうか、あの頃やっぱり自分は輝いていたんだ』ということに気付きました」とコメント。そう思った理由について「自分のお肉を息子さんの器にどんどん入れるお父さんの姿が輝いて見えたからです」と説明し、「泣けてさえ来ます」(原文ママ)と心境をつづった。
一方で「子供がいなければ吾輩のような人間はとっくに社会の枠からはみ出ていたかも」「自分が世間に恥ずかしい生き方をすることで、迷惑を掛けたり心配を掛けたりする人間がいるかも」と推察。「それをせずに済んだのは子供がいたからです」と明かし、「いつ親という立場を放棄して自分勝手に生き始めてしまうのかと、最後まで自分を信用しきれないままに何とか子育ては形がついて来ました」と自身の子育てについて説明した。
さらに「子供がいるからといって頑張れるような人間でもない」と未だ思っていることを明かすも、「それが何とかなってきたわけですから、重ね重ね子供の存在は大きいですよ」としみじみつづった。また「本当はもうだらしなく暮らしたいんです」と本音を吐露するも「成長した子供たちに恥ずかしい思いをさせられないという気持ちで家賃を納めながら暮らしています」と現状を説明。最後に「見ず知らずの家族でも、親子の姿を見るというのはいいものですね」とつづり、ブログを締めくくった。