8日に『格闘DREAMERS』が放送され、格闘家・平本蓮の弟、平本丈が試合に挑むもアクシデントで無念のTKO負け。試合後、悔し涙を流した丈に蓮が「人生あと何年あると思ってんだよ」と語り掛け、励ます場面があった。
4月26日に放送された合格者を決める最終決戦では、ここまで残った12名の挑戦者たちが試合を行い、その実力を示すことに。第1試合は17歳の平本と16歳の鈴木崇矢という若武者同士の対決となった。
試合は終始、鈴木が主導権を握る展開。終始苦戦を強いられた平本だったが、反撃の機会をうかがいパウンドにも耐え続けた。しかし、突然のアクシデントに見舞われた。
第２ラウンド残り20秒、鈴木が左の三日月を繰り出すと、冷静に対応したかに見えた平本だったが、左の足元から不自然な形でバランスを崩した。すかさず左のハイで追い打ちをかけ、脚を巻き付けるように飛びついてグラウンドに持ち込んだ鈴木だったが、ここは残り時間が少なく、平本は終了のブザーに救われた。
しかし、平本に異変が。立ち上がるも左足に力が入らず、何度もバランスを崩すと、転倒。左足を引きずりながらセコンドの蓮の元へとたどり着いたが、事態の深刻さを察した蓮が試合を止め、TKO負けとなった。
歩くことができず抱えられるように退場した丈は、試合前に足の小指を骨折しており、試合の途中から痺れて動かなくなってしまったことを告白。しかし「俺の実力不足だから、怪我とか関係ない。普通に俺が弱かっただけ」と、潔くコメントした。
敗北の悔しさを隠し切れない様子の丈に、蓮は「人生あと何年あると思ってんだよ。大丈夫大丈夫」と励まし、号泣する丈の顔にTシャツを被せるなど、兄の優しさを見せた。
その後も蓮は「気にすんなよお前、大丈夫だよ。始まったばっかだから。絶対チャンピオンになれるから、いつかは。こういう日もある」と、怪我を言い訳にせず全力で戦った弟にエールを送った。
