現下の感染状況を受け、国民の間に東京オリンピック・パラリンピックを開催することを疑問視する声が広がっている。読売新聞が7~9日にかけて実施したとされる全国世論調査では、「中止すべき」が59%で、有観客・無観客を合わせた「開催する」の39%を大きく上回る結果が発表された。
9日にABEMAで放送された『ABEMA的ニュースショー』に出演した元厚労省官僚で元衆議院議員の豊田真由子氏が、東京五輪に関連してIOCの立場に言及。「日本で医療に影響があろうが、国民が困ろうがIOCは関係ない。IOCは痛くも痒くもない。だからIOCは放映権料が入らないと逆に困るわけだ」などとIOCの立場を推察した。
また、かつてオリンピック・パラリンピック政務官を務めた経験もある豊田氏は、東京五輪が予定通り開催される確率について、“今のままだったら”と前置きしたうえで「85:15」の割合で開催される(85%)との見通しを示した。
その一方で「誰かがすごい英断をしたり、感染状況がすごい悪くなったりしたら、変わるかもしれない」ともしたが、「そんな急激にいかない」と述べた。
東京五輪で沈黙…小池都知事に「全然、都民ファーストじゃない」 豊田真由子氏「片棒を担いだと思われたくないので、反対の世論を見て振る舞いを変えている」 【ABEMA TIMES】
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