『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、芸人のミルクボーイ(内海崇、駒場孝)が登場し、「夢を追う際にしくじらないための授業」を行った。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの伊集院光、乃木坂46の秋元真夏、モデルの莉子らが出演。
「これからは芸人も資格を取る時代やで!」という噂を聞き、売れるために特技や資格取得に励んだミルクボーイ。しかし、2013年頃からは、本業の漫才で「賞レースでまったく結果が出ない」状態になっていたという。
ある日、ミルクボーイは「1番大事なのは先輩付き合いや!社長との人脈やで!」という噂を耳にした。当時は、売れている先輩芸人が可愛がっている後輩芸人をテレビで紹介したり、お世話になっている社長のエピソードを披露することが多かったという。
▶見逃し配信中:ミルクボーイ駒場、売れない頃の1日のスケジュール(30分17秒頃~)
この噂を聞きつけた駒場は、すぐさま行動に移し、さまざまな先輩らと「淡路島で週6バーベキュー」するようになったという。噂を聞くたび行動する姿勢に、若林は「ピュアだよね。(噂を)言ってる人を『怪しいな』とか見ないんだもんね」と感心した。
当時、駒場がお世話になっていた先輩芸人には、今田耕司、サバンナの高橋茂雄、たむらけんじなど、そうそうたるメンバーがいたという。
急速に先輩付き合いを始めた駒場に対し、内海は「こいつどんだけがんばるねんと思っていた」と告白。「週6淡路島行ってるし、夜も先輩付き合いとかしてるし、でもネタ合わせは『しよう』って言ったら来るんですよ」と、駒場の多忙ぶりを明かした。同期の間では「スーパーマン」と呼ばれていたという。
そして、駒場の1日のスケジュール例として円グラフが公開された。朝8時に起床してバイトに行き、13時から筋トレ、15時からネタ合わせ、17時から夜中の2時まで先輩付き合いと、かなりの過密スケジュールだ。先輩付き合いは2時に終われば早い方で、4時過ぎまでやっていた日もあったという。
売れるためとはいえ、身を削ったストイックすぎる毎日に、若林は「兵士だね!兵士!」とツッコミを入れると、駒場は「そうですね」と笑っていた。